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From;西村剛
私が長年執筆していたマネー雑誌の休刊が決まりました。
長年記事を書いていた私としては、当然のことながら愛着もありましたので、寂しという一言では語れない部分もあります。販売部数が落ち込んだためなのか休刊になりました。
ただ、これも時代の流れなのでしょうか。これは雑誌の話ではありませんが、本に関しては、販売部数が伸び悩むのに、年々出版の種類は増えていると聞いたことがあります。明らかに供給過多で、出版された本のほとんどは、消えてしまうとの話を聞いたことがあります。やはり、そのような流れの一部なのでしょうか。
休刊は寂しいですが、実は…
さて、このマネー雑誌ですが、感傷に浸るのはこれくらいにして、この出来事をきっかけに、あなたにお伝えしたいことがあります。それは、マネー雑誌が長期の相場観を養うのに活用できるという話です。
もちろん、私も長年執筆していたマネー雑誌なので、寂しい気分です。ただ、このマネー雑誌の休刊という出来事は、言い換えれば相場状況を示しているもの」とも言えるでしょう。
だから、私の場合、マネー雑誌の売れ行きを参考の一部として、長期の相場展望を見ています。
マネー雑誌=個人投資家
なぜ、マネー雑誌が長期の相場展望に役立つかと言うと、それは「需要」が見られるからです。そもそもの部分ですが、株価は受給バランスによって決まります。需要があれば、株価は上がり、需要が少なければ、株価は下がります。例えば、買いが買いを呼ぶ、高値更新銘柄は、需要が高まり株価が上がる傾向があるのがそれでしょう。反対もしかりです。
このように株価は受給バランスによって決まります。では、そもそも需要はどこから出てくるか?それは、「投資家」から出てきます。もちろん、私たちのような個人投資家もいれば、機関投資家もいますし、外国人投資家もいます。つまり、このような投資家たちが、どれだけ株式市場に参入しているかで、株式市場が温まっている状況か、冷めている状況かが分かるとも言えるでしょう。
個人投資家が株価に与える影響の大きさ
しかも、これはあまり世間では意識されませんが、個人投資家は、日本の株式市場を構成する二大投資家の一人です。個人投資家は、資金が少ないから…と思っているようですが、ちりも積もれば山の世界で、私たち個人投資家の動きが、株式市場に影響を与えています。
だから、それだけ私たち個人投資家が、この株式市場に参入しているか、していないかが、株価に影響を与えるということです。
マネー雑誌が売れていると…?
そして、その参入状況を表すのが、この「マネー雑誌」なのです。マネー雑誌がよく売れる時期は、個人投資家が増加している時期です。おそらく、そのような時期は、新たなマネー雑誌が出たり、賑わうときでしょう。そうなると、株式市場はやはり賑わってきます。
反対に、マネー雑誌が売れない時期は、個人投資家が撤退している可能性が高いのか、個人投資家の参入が減少します。そして、それに連動するにように、株式市場から個人投資家が減り、株式市場の活気がなくなります。まさに、冷え切った状況です。
だから、このマネー雑誌の売れ行きが、そもそもの需要面を見るために役立つのです。ただ、今回私が執筆していた雑誌が休刊になるからといって、今の株式市場が冷え込んでいるというわけではないので、そこはご注意ください。あくまでも全体の話です。
今の株式市場は?
今の株式市場の水準を見ると、決して悲観的な水準ではありません。日経平均株価は、伸び悩んでいますし、20,000円は切っていますが、19,500円前後を推移しています。また、米国ダウ指数も高値圏にとどまっています。それを考慮すると、決して悲観的な状況ではないでしょう。
ただし、注意しなければならないのが、今月は株価が一年の中で最も下がりやすい傾向があるということです。そして、今のように材料が乏しいときは、何かの材料が発生すれば、上にも下にも動きやすいということです。
特に今は、北朝鮮問題を抱えている状況です。もし、Xデーとも言われる9月9日に何かが起きれば、そのあたりをきっかけに、大暴落という可能性もあるでしょう。今月の傾向を考えると、これは本当に恐ろしい話です。
株価が動けば、チャンス
ただし、それはもちろん、私たちシステムトレーダーではなく、私たち以外の個人投資家の話です。私たちシステムトレーダーは、暴落が起きれば、それは大きなチャンスになります。逆張り戦略が動き出し、あなたに大きな利益をもたらしてくれるでしょう。
ですので、もしそのようなことが起きたら、これまでと変わらず、シグナルの奴隷のごとく、シグナル通りにトレードしましょう。
今、株式市場は、出来高が乏しく値動きが小さい状況です。つまり、多くの投資家たちが、様子見をしている状況です。ということは、何らかの材料が出れば、一気に株価が動く可能性が高いでしょう。
株価が一気に動ければ、それは私たちシステムトレーダーにとって大きなチャンスです。だからこそ、ここは虎視眈々と株価が動き出すのを待ちましょう。そして、シグナルが発生したら、一気に動き出しましょう。
そして、シグナル通りトレードすることで、周囲の状況とは全く関係なく、私たちは私たちの世界で、着実に利益を積み上げていきましょう。それが、私たちの望む成功への最短ルートになるのですから。
ー西村剛
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