12月の展望は？

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From；檜山裕司

プロ野球では、続々と契約更改が行われています。

大幅な年俸のアップに笑顔で会見する選手や、逆に減額制限いっぱいにまで減額され、再起を誓う選手など、プロの世界は、華々しくもありますが、その厳しさを垣間見る時期でもあります。一億円以下の年俸の場合は、25％までの減額制限、一億円を超える選手にいたっては40％まで、前年の年俸による税金を思うと、来年はどうなることかと、プレーするどころの気分になれないような気がします。

さらには、減額制限を越えて、年俸ダウンを提示される選手もいたりして、もちろん、この場合は選手の同意の上で、制限を超えるわけですが、身体の不調などで、球団の期待通りに活躍できなかった場合に提示されることが多いかと思います。株価の場合にも、値幅制限があり、ストップ高やストップ安がありますが、翌日翌々日とそれが重なることで、さらにその幅が膨らむこともあります。

それにしても、プロ野球では、そうしたドローダウンを抱えたまま、次に年俸が上がるチャンスは1年後という、しかも、あくまで自分の活躍次第で、長い1年間を戦い抜かなければなりません。それでも、戦力外や自由契約を宣告され、活躍の機会さえなくなってしまうよりは、まだまだ十分に恵まれていることと思います。

しかし、減額に対して、逆に年俸アップの制限がないというのも羨ましいですよね。大幅に増額された選手には、思い重圧も受けるかと思いますが、更なる活躍を期待します。そして、悔しい思いをした選手も今は、ぐっとこらえて来年の活躍を期待、いや、願っております。

では、本題に入りましょう！ニュースのキーワードは【12月の展望】です。