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From;西村剛
2日の日本株市場は大きく下落しました。
相場の色つきが急速に変化しています。
そこで、まず昨日(7/2)の日本株市場を振り返りましょう。2日の日経平均株価は前日比2.2%マイナスの21811円93銭、東証マザーズ指数は前日比3.1%マイナスの1055.96ポイントとなりました。寄付き前に発表された日銀短観で日本の景気悪化懸念が強まったことや、場中に中国株が下落したことを受けて日本株市場は大きく下落しました。
22000円を割り込む!
2日の下落を受けて、日経平均株価は下値の目安として意識されていた22000円を割り込みました。実は、日経平均株価22000円という数字は、今後の日本株市場を占うにはすごく重要な数字と言えます。2万2000円という数字自体が心理的な節目であることはもちろん、75日移動平均線は22179円はつけているほか、52週移動平均線の21731円をつけており、テクニカル的には2万2000円を割り込むことは、トレンドの大きな転換を意味する可能性が高いです。
これまでは重要指標が2万2000円付近に密集していたことで下値として強く意識されていましたが、とうとうそれを大きく割り込んできました。
これからの下値の目安は?
今後は、52週移動平均線の21731円もちょっとした悪材料があればあっさり割り込んでくるかもしれません。仮にその水準を割り込んでくると、日本株市場は一気に下向きのトレンドに転換し、いよいよ日経平均株価20000円が下値の目安となってきそうです。
仮に日経平均株価が20000円まで下がると仮定すれば、今の水準からまだ8%も下がることになります。よって、下値20000円を意識しながら今後の投資を検討しなければならず、目先株価が少し下がったからといって、
値ごろ感だけで株を買うのは危険でしょう。
新興株はさらに一段下落!?
また、東証マザーズ指数に関しては、6月26日に付けた年初来安値を更新しそうな勢いになっています。東証マザーズ指数の安値更新した場合には、個人投資家の投資家心理は一気に冷え込みます。売りが売りを呼び、もう一段大きく下落する可能性もあることから、マザーズ銘柄やジャスダック銘柄は大型株以上に注意が必要でしょう。
この先、株価が上がるか下がるかは誰にも分かりませんが、今のように投資家心理が冷え込んだ株式市場ではちょっとした悪材料で株価が急落することがあります。このときに急落は、ものすごいスピードかつ、ものすごい下落幅で落ちていきます。そのような相場が来る可能性があることは、
十分に把握しておく必要があるでしょう。
急落に有効な戦略は?
ただし、私たちシステムトレーダーにとって、株式市場の急落はチャンスともいえます。
こういったときに威力を発揮する戦略は「逆張り戦略」です。逆張り戦略は株価の急落を捉える戦略で勝率は70%前後と高いという特長を持っています。しかし、その勝率の高さゆえに、なかなかシグナルが発生しにくいというのが玉にキズです。この逆張り戦略がいよいよシグナル点灯しそうです。
システムトレーダー上級者の方は、7月相場が楽しみでうずうずしているかもしれません。もし、自分の戦略を見直したときに逆張り戦略が手薄と感じたら、今から準備を進めておくことをオススメします。また、すでに持っている方についても、ルールの見直しを行い、磨きをかけておいてください。
今は、相場のトレンドが変化する節目の可能性が高いです。
そのような相場だからこそ、自分の投資状況を見つめなおし、今後の戦略を練り直す時期に入っているかもしれませんね。
ー西村剛
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