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From:西村剛
24日の日本株市場は上昇しました。
日経平均株価は、前日比0.5%プラスの22510円48銭、東証マザーズ指数は、前日比1.7%プラスの1057.96ポイントとなりました。
先週末からの続いた円高進行が落ち着いたことを受けて輸出関連株を中心に日本株は上昇しました。
無風状態、、、
日経平均株価は、18日に直近の高値22949円32銭をつけたものの、米中の貿易摩擦が再燃したことで、23000円を突破できずに調整しました。 75日移動平均線を下値抵抗線としながら売り買いが交錯し、現在はボックス圏で推移しています。
日経平均株価をテクニカル指標で分析すると、RSI(9日)は63%、ボリンジャーバンドも25日移動平均(中央線)とプラス1σの間に位置しており、方向性がない展開と言えるでしょう。目立った材料も出ていない現状では、売り買いが拮抗し、日経平均株価は目先22500円から23000円のボックス圏で推移するのではないかと考えます。
このような方向性が見えない相場展開では、システムトレードではなかなかシグナルが発生しないかもしれません。もしくは、シグナルが発生しても、約定しないことも多いでしょう。
株式市場が無風の状態が続き、トレードがなかなか発生しないことで、
トレードチャンスを逃している
直近株式市場が上昇しているのに、自分は乗り遅れている。。。
なんとなく、そんな感情になっている人もいるかもしれません。
シグナルが発生しないのは?!
でも、ちょっと待ってください。システムトレードにおいて、「シグナルが発生しない」という現象は、「トレードを有利に行えるタイミングではない」と判断します。
システムトレードでは、過去の株価データを活用して、利益が期待できるタイミングに仕掛ける投資手法です。よって、システムトレードでシグナルが出るタイミングは、絶好のトレードチャンスと解釈します。 一方で、シグナルが出ないタイミングは、トレードチャンスではないということなので、利益になりにくい相場であると言えるでしょう。
相場の格言に、「休むも相場」という言葉があります。 株式投資を行っていると、「買う」や「売る」といった投資行動がクローズアップされることが多いです。しかし、株式投資における重要な行動は「買う」と「売る」だけではありません。「休む」ということも非常に重要な投資行動なのです。
研究のチャンス!
トレードで勝つためには、勝つ確率が高いときにトレードするだけでなく、勝つ確率が低いときにトレードせずに休むことも重要です。最近シグナルが出なくて、もどかしい思いをしている方がいるかもしれませんが、焦らずにシグナルが出る次のチャンスまで待ちましょう!
そして、システムトレーダーにとっては、「休み」の時期は研究のチャンスです。ただ休んでいるだけではなく、システムトレードの新しい戦略や、現状の自分の戦略を見直すなどの検証の時間に当ててはどうでしょうか。 相場が無風の状態のときほど、周りに惑わされることなく、検証に没頭できます。検証に費やす時間が長ければ長いほど、システムトレーダーとしてレベルが上がっていきます。その結果、売買ルールの精度は上がり、運用成果も向上することが出来ます。
ぜひ、今のシグナルがでにくい時期を嘆くのではなく、検証に集中できる時間として、有意義に過ごしてみてはいかがでしょうか。
そういった意味では、残念ながらシステムトレーダーには「休み」はないかもしれませんね(笑
―西村剛
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