9月の彼岸底でも上がりやすい銘柄は？

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From；檜山裕司

前週は台風が関東に接近した影響で、少し過ごしやすい日がありましたが、引き続き甲子園では、熱戦が続いているようです。

なかでも先日、甲子園史上初のタイブレークでの延長戦が旭川大高と、佐久長聖高の試合で行われました。

今まで高校野球では、同点の場合、ずっと勝敗が決するまで延長線が行われていましたが、このタイブレーク制度は、ノーアウト、ランナー1、2塁や１アウト満塁など、点が入りやすい状況から攻撃を始め、試合を決着させる制度で、時間短縮や選手の体力消耗などが考慮され、採用されることになりました。

そして今回は、延長13回より、攻撃側には、ノーアウト、ランナーは、一、二塁からという設定で行われました。

このタイブレークの設定では、何通りもの得点する方法があります。

何が一番確実か？

・ヒットを期待して、ただ打つことだけを狙う方法。

・すでに塁上にいる選手を、まずは犠打で進塁させてから、次のヒットを期待する方法。

エンドランや、盗塁も方法としては存在し、他にも選択できる方法はいくつもあります。そして、1つプレーが終わることで、また、状況が変わり、選択する方法が変化していきます。今回に限っては、初めにバントで塁上の選手を進めるという方法が、多く採用され、1ヒットのチャンスで得点につなげるか出来ないかが分かれ目となりました。

このタイブレークでは、どんな方法が一番確実に得点できるのか？まだ、実戦でのデータとしては、始まったばかりで、統計による選択というよりも、感覚としてこの方が可能性があるのではないか、といった憶測での選択であったように思います。

これからタイブレークでの決着が多く行われることで、どれが有効なのかが、少しずつ数値化されていくのではないかと思っています。そうして、本当にそうであるのか？やはりしっかり記録することが大切だと思います。