閑散期だが波乱もあり・・・

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From；JACK

仁川パラダイスシティより。

避暑がてらプールにルーレットに長時間浸かっている間に「えっ！本当？」というようなことがありました。

それはエリアクエストの株主優待廃止になります。

私自身も20年以上、株式投資をしておりますが、新設発表から５カ月での廃止のリリースは記憶にありません。

不動産の売却収入が牽引しておりサブリースも好調ということもあり、前期ほどの収益はなくても優待を廃止するほどの内容でなく、実際にＩＲでは「当社は今後の株主様に対する利益還元策について、剰余金の配当を優先して実施するとの方針にいたしました。当社といたしましては、株主の皆様の日頃からのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資の魅力を向上させ、より多くの株主様に中長期的に保有していただけることを目的に、今後も株主様への利益還元策についての検討を進めてまいる所存です」との内容でした。

理由的にはわかるのですが、わずか５カ月、しかもまだ１度も株主優待が届かないでのこのタイミングでのリリースは中長期で投資をするには懐疑的になります。舌も乾かぬうちにというところです、

ちなみに、同じタイミングで年間配当を2倍に増額しておりますが、優待利回りと比較すれば話になりません。

ＩＲにおいても２年、いや1年後のリリースならわかりますが、ご覧のとおり、導入と廃止がＮＥＷの並列で、その間に一切ＩＲがないという永遠に語り継がれる記憶にないＩＲページとなっております。（画像をクリックすると大きく表示されます）

ひょっとしたら、どこかのタイミングで新設当初から目論んでいたのではないかと疑うところであります。

まあ、ほとんどの方が株価的に最小単位の保有で壊滅的なダメージ等はないとは思いますが、損失金額の大小でなく「こんなこともあるのか」あるいは「このようなリリースを見て人としてどう思いますか？」と投げかけたいところであります。

もちろん、このような優待投資のリスクはある程度、承知で投資をしておりますし、実際に、私自身はこのような優待銘柄を現物にて、ほったらかしで多数保有していることから、引き続き他の銘柄につきましては、無配やら著しい業績悪化がない限り、継続していきますが、第２第３のエリアクレストが出てくるとなると、傾向を分析する、あるいはできなければ、ざっくり20万円以上の銘柄や家族名義での購入は控えることも考えなければいけないというところでしょうか。

なお、余談になりますが、いずれにしろ、このような企業の今後の株価の推移や顛末だけはチェックしておきますが、逆張りで投資をすることはないと思います。

ーJACK

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