マザーズ指数、目先のポイントは？

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From；西村剛

昨日（8/24）の日本株市場は、上昇しました。

24日の日経平均株価は前日比0.8％プラスの22601円77銭、マザーズ指数は前日比1.8％プラスの994.60ポイントでした。為替が円安方向に進行したことを好感し、日本株も上昇しました。

今が境目、、、

日経平均株価は先週末比で1.5％プラス、マザーズ指数は先週末比で3.7％プラスとなっています。8月に入りようやく週末比でプラスとなりました。このまま上昇を続けるのか、それとも再度天井をつけ下落するのか、今まさにちょうどその境目にあると考えています。

日経平均株価のRSI（9日）をみると59.7％となっており、やや買われ過ぎの水準まで来ています。価格帯別出来高では、22700円前後に出来高が膨らんでおり、22700円を超えてくるかどうかがポイントと見ています。

今の出来高が乏しい状況ではこの水準を超えてくるのは難しいと考えていますが、為替がさらに円安に進行する等、外部環境次第ではそれを超えてくる可能性もあるでしょう。

マザーズ指数、目先のポイント

マザーズ指数のRSI（9日）をみると47.7％となっており、買われ過ぎでも売られ過ぎでもない水準となっています。価格帯別出来高では、1000ポイント前後に出来高が膨らんでおり、目先1000ポイントを超えてくるかどうかがポイントとなってきます。

ただマザーズ指数は日経平均株価と異なり、高値からは、まだかなり下の水準にありますので、投資意欲の回復には時間がかかると考えられるでしょう。

今の日本株は、日経平均株価だけが堅調で、その他の市場は依然、下値更新の可能性が高いと考えています。市場ごとに傾向が異なることには、来週も十分に注意が必要でしょう。

先日のメルマガラジオ『今どんなシグナルが出始めているのか？』でも斉藤さんの最近のシグナルの状況についてお伝えしましたが、引き続きシステムトレードでは、逆張りのチャンスが出てくることと思います。ですので、今のうちにしっかりと準備しておいてくださいね。

―西村剛

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西村剛

Yahoo!ファイナンス株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事（過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある）システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。