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From;西村剛
株式投資において年末にかけて起こる風物詩のひとつがあります。
これによって年末に一気にシステムトレードで利益が増えましたという方も多く、この年末の利益をあげられるかどうかが、その後1年のトレードの成績を決めるポイントとも言えます。
それは、、、
ズバリ「年末の新興株爆騰」です。
例年12月下旬から1月にかけ、マザーズやジャスダックの新興株が大きく上昇する局面が見られやすい傾向があります。今年も例年通り「年末の新興株爆騰」が起こるかどうかは誰にもわかりませんが、私はもしかすると今年は年末ではなくもう少し早い時期から新興株が大きく値上がりするかもしれないと考えています。
2つの理由
1つめは、日経平均株価と比較しマザーズ指数が下落しているからです。
仮に日経平均株価が年初来高値を更新し、市場ムードが好転すれば出遅れている新興株に再度注目が集まる可能性が高いでしょう。ですので仮に年内早い段階で日経平均株価が年初来高値を更新してくれば新興株も上昇してくる可能性が高いと考えています。
2つめは、「バイオ関連株が上昇し始めている点」です。
日経平均株価がボックス圏を上離れした段階で、バイオ関連株が上昇し始めています。バイオ関連株の多くが、業績は赤字で、ファンダメンタルズと言うよりは相場の雰囲気によって株価が動く場合が多いと考えており、バイオ関連株が動き出したことで相場の雰囲気が良くなってきているのではないかと考えているのです。ですので今年は年末ではなく、もう少し早いタイミングで新興株の暴騰が始まるのではないかと期待しています。
そして、、、
仮にそうなった場合に有効なのが、「新興株の順張り戦略」です。新興株は逆張りよりは順張りのほうが相性がよく、「新興株の順張り戦略」は新興株が大きく上昇したときに利益が期待できます。
ぜひ今の段階からしっかりと「新興株の順張り戦略」を開発し、新興株の暴騰に備えておいてくださいね。
―西村剛
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