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From;西村剛
早いもので10月に突入し、1年も終わりが近づいていますね。
外の空気も少し肌寒くなってきました。しかし、気温が下がるのと反対に、株式市場は徐々に熱量が上がっています。
年末に向けて盛り上がりが期待される中で、投資家の皆さんが気になるのはやはり「10月に狙う銘柄」でしょう!
そこで本日は「10月に狙いたい銘柄」についてお伝えします。
まず10月に狙う銘柄を探すためにも、10月の相場全体がどのような動きをしやすいのかについて検討する必要があります。
そして、10月相場を考えるにあたっては、直前の月の株価の動きが重要であることは言うまでもありません。
そこで、最初に指数別の9月騰落率を確認してみましょう。
9月騰落率
———————–
■9月指数別騰落率
・日経平均株価 +5.5%
・TOPIX +4.7%
・マザーズ指数 +2.7%
・JASDAQ指数 -0.4%
・東証2部 +1.3%
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騰落率をみると9月は日経平均株価が最も上昇したことが確認できます。
日経平均株価が一番上昇した要因は、「為替」です。
9月は米ドル為替が1ドル111円から114円まで円安に動きました。その結果、輸出関連株の株価が大きく上昇しました。各指数の中でも、輸出関連株の割合が大きい日経平均株価の上昇率が高かったと言えるでしょう。
したがって、引き続き株価上昇が続くかどうかについては、「為替の円安トレンドが継続するかどうか」がポイントのひとつとなる可能性が高いでしょう。
ただし、ドル円チャートを見る限り、1ドル114円で上値が重くなっており為替の円安トレンドは短期的に終わった可能性もあります。10月は為替のトレンド転換に注意しておく必要があるでしょう。
次に9月の株価上昇率ランキングを確認しておきましょう。
■Yahoo!ファイナンス 月間値上がり率上位ランキング
https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=2&mk=1&tm=m&vl=a
ランキングを確認すると、「業績が大きく伸びる予想の銘柄」が上位に多く見られます。また時価総額で100億以下の銘柄が散見されます。以上から、10月にトレードする銘柄を検討する場合には、「時価総額が小さくて業績変化率が高い銘柄」に注目すると良いかもしれません。
そして、次に9月の株価下落率ランキングを確認しておきましょう。
■Yahoo!ファイナンス 月間値下がり率上位ランキング
https://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=2&mk=1&tm=m&vl=a
ランキングをみると、新規上場で急上昇した銘柄が高値をつけたあと大きく下落したIPO銘柄や、「1435 TATERU」の不祥事の影響から不動産関連銘柄が多く見られます。10月相場でも引き続き、株価が急騰した銘柄や不動産関連銘柄の株価下落については注意が必要でしょう。
10月、重要なのは、、、
これまで確認した点を総括すると、10月の投資スタンスを考えるに当たって最も重要なのが「為替」でしょう。為替の円安トレンドが続くのか、それとも円高に転じるのかによって日経平均株価の動きも大きく異なってくるでしょう。よって、米ドル為替の方向性については、注意深く見守る必要があるでしょう。仮に、米ドル為替が円高に進行した場合には、保有銘柄の手仕舞いも検討する必要があるかもしれません。
また、新興株に関しては、引き続き「時価総額が小さくて業績変化率が高い銘柄」に注目が集まりそうです。業績が非常に好調な小型株で、まだ株価が動いていない銘柄の発掘に注力すると良いでしょう。そうすることで、10月以降に大きな株価上昇の恩恵を受けられる期待が持てそうです。
外の気温は徐々に下がりつつありますが、日本株市場はむしろ熱気を帯び始めており、裁量トレーダーやシステムトレーダー関係なく、投資家にとって嬉しい相場となり始めています。
ぜひ、このチャンスを逃すことなく、しっかりと投資戦略を練って、10月相場に臨んでいきましょう!
―西村剛
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