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From;西村剛
19日の日本株市場は下落しました。
日経平均株価は前日比0.5%マイナスの22532円08銭、マザーズ指数は前日比0.7%マイナスの980.76ポイントとなりました。
米国10年債利回りは3.17%と小幅下落しています。前日(18日)の米国株が大きく下落したことを受け日経平均株価は一時マイナス400円まで下落しましたが、後場に入り中国株が上昇したことで下げ幅は縮小しました。
日経平均株価のRSI(9日)は21%と売られ過ぎの水準にもかかわらずなかなか反発しない展開が続いています。株価が低迷している要因のひとつとして考えられるのは、「外国人投資家の売り」です。
10月2週の投資主体者別売買動向では、外国人投資家は3290億円の売り越しとなっており、これが日本株下落の要因のひとつとなっています。外国人投資家は主な投資対象である米国株のトレンドに合わせて日本株も売買する傾向にあるため、日本株が再度上昇するかどうかは米国株次第とも言えるでしょう。
ただチャートを見てみると、米国株の高値更新には時間がかかりそうです。ダウ指数はかろうじて上昇トレンドと言えそうですが、ナスダック指数に関しては下落トレンド入りの可能性も見えてきています。当面11月6日に米国中間選挙を控えており、米国株も方向感のない展開が続きそうです。
注意すべきは、、
このような弱い相場で注意しなくてはいけないのが「暴落」です。弱い相場ではちょっとした悪材料によって株価が過剰に反応する場合があります。今は小康状態を保っていますが、ここからなんらかの悪材料が出た場合相場が大きく暴落する可能性があり得ます。ですので引き続き予断を許さない状況と考えています。
もしここから暴落が起こった場合、あなたはどう対処しますか?
今のうちにしっかりと考え準備しておきましょう。
―西村剛
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西村 剛



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