暴落の可能性、底打ちはいつ?



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From;西村剛

25日の日本株市場は大きく下落しました。

日経平均株価は前日比3.7%マイナスの2126873銭、東証マザーズ指数は前日比6.3%下落の900.16ポイントとなりました。マザーズ指数は年初来安値を更新しています。

直近大きく株価下落している日本株市場ですが、どこまで下落が続くのでしょうか?

今の日本株が大きく下落している要因は、日本株市場で大きな割合を占めている【外国人投資家】【個人投資家】がともに日本株を売っているからに他なりません。

外国人投資家は、米国債利回りの上昇や中国の景気減速への懸念から、日本株を始め世界中の株式を売っている状況です。そのような環境下で、個人投資家の保有している銘柄の含み損が広がっており、直近の新興市場の急落に耐え切れず、追証が発生している状況です。

 外国人投資家の売りが、個人投資家の売りを呼び、その結果日本株が暴落している状況です。そして、このような売りがさらなる売りを呼び込む状況は、もうしばらく続く可能性も十分あるでしょう。

 底打ちまでどれくらい?

私が日々チェックしている暴落銘柄数は上場全銘柄中の6銘柄にとどまっており、まだ本格的な暴落相場とは言えない銘柄数であり、底打ちにはもう少し時間がかかりそうです。この暴落銘柄数は100銘柄を超えると、リーマンショックやITバブル崩壊等の固有名詞がつく暴落相場となります。おおよそ日本株市場があと5%~10%下落することで、暴落銘柄数が100銘柄を超えてくるような水準です。

よって、数年に一回程度しか発生しないような暴落相場がくると想定すると、今の水準からさらに5%~10%下落する可能性があるでしょう。

そして、その水準まで下落してはじめて底打ちが意識され始めるでしょう。よって、もう一段の下げがあってもおかしくないことだけは、頭の片隅に入れておく必要があるでしょう。

暴落相場の到来が現実となりつつある中で、私たちが出来ることは、しっかりとリスク管理を行ないながら、暴落時に強い逆張り戦略のシグナルが発生するのを待つだけです。暴落相場は、多くの投資家が損失を被る非常に難しい相場ですが、私たちシステムトレーダーにとってはむしろチャンスです。

しっかりとチャンスを活かせるよう十分に備えましょう。

―西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。