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From;西村剛
13日の日本株市場は大きく下落しました。
日経平均株価は前日比2.0%マイナスの21810円52銭、東証マザーズ指数は前日比0.7%下落の958.73ポイントとなりました。
米国中間選挙を無難に通過し、安心感が広がっていただけに、前日(11/13)の下落は投資家心理に冷や水を浴びせた形となりました。
この下落によって、短期的なトレンドに変化が出た可能性があります。今後の株式市場の方向性について、私なりの考えを共有したいと思います。
米アップルやゴールドマンサックスの株価が急落し、それを受けて米国ダウ指数や米ナスダック指数が大きく下落しました。日本株市場はそのあおりを受けて連れ安しています。
そして、本日の下落を受けて、日経平均株価は2万2000円を割り込みました。株価も25日移動平均線を下回っており、短期的には下落トレンド入りしたと考えています。
下落トレンド入りの可能性、、、
目先の下値の目安は10月26日につけた20971円ですが、これを下回ってくると年初来安値の20347円も見えてくるでしょう。今のところその水準まで下がる確率は低いと考えているもの、可能性が全くないわけではありません。低い確率ではありますが、そういう可能性があることについては、頭の片隅に入れておくべきでしょう。
米国中間選挙を無難に通過したことで日本株市場は反発し、ここ数日は25日移動平均線をブレイクアウトし、ようやく年末に向けて上昇する期待が出始めたところでした。しかし、その期待に反して、株式市場は調整しました。
今後の相場は、25日移動平均線が大きな上値抵抗線として意識される可能性が高く、25日移動平均線を明確に上回るまでは、トレンドは下に向き続ける可能性が高いでしょう。もしかすると、今後長らく続くかもしれない、下落トレンドのはじまりとなる可能性もあるでしょう。
これはあくまでも私の予測であり、そうなる保証はどこにもありません。そして、決してそのような相場になってほしくないというのが、私の正直な気持ちです。ただし、株式市場は、上がるときもあれば、下がるときも必ずやってきます。だからこそ、来るかもしれない相場に対して、私たちは事前に準備しておく必要があるでしょう。
今システムトレーダーのあなたに行なっていただきたいことは、すでにお分かりでしょう。
「下落相場対策」です。
特にアベノミクスバブルが始まってからシステムトレードを始められた方は、上昇相場しか経験がありません。よって、下落相場に対してあまり意識していない方も多いでしょう。
しかし、下落相場はいずれ必ずやってきます。来てから対処するのでは、遅すぎます。ですので、今のうちからしっかりと下落相場対策を行なってほしいのです。
下落相場対策のポイント2つ
下落相場対策として行って欲しいことは、具体的にはこの2点です。
・日本株が下落していた2007年から2012年までの間で、自分の売買ルールの成績を確認する
・下落相場で成績が悪い場合は合計損益ではなくリスク重視で売買ルールを改良する
こうすることで、ある程度下落相場に対応出来る売買ルールに改良できるでしょう。病気は、かかってからでもお医者さんから薬をもらえば直すことが出来ます。
しかし、株式市場では、下落相場で損を被ってから対処しても、損を取り戻すことは難しいです。そして、株式市場にはお医者さんは存在しません。自分の行動を決定付けるのは、あくまでも自分です。だからこそ、そういった事態に陥る前に、事前の対処が必要なのです。
ぜひ、今のうちに実践してくださいね。
―西村剛
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