次の暴落に備える局面

2018.12.29

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 From；西村剛

 28日の日本株は下落しました。

日経平均株価は前日比0.3%マイナスの20014円77銭、

マザーズ指数は前日比1.7%マイナスの812.32ポイントとなりました。

 

27日に大きく株価が反発したことによる利益確定の売りが出たことや年末年始の連休を控えポジション調整の売りが出たことにより日本株は下落しました。

 今週に入り大きく下落していた日本株ですが、いったん暴落局面は終了したと考えます。

 

私が日々監視している暴落銘柄数は 

25日476銘柄

26日59銘柄

27日1銘柄

28日2銘柄

となっており、落ち着きを取り戻しています。

 システムトレードにおいても27日に逆張り戦略で仕掛けた銘柄の大半が28日に手仕舞いとなっており、暴落局面はいったん終了したと考えています。

ただ終了したといっても反発がそれほど大きくない銘柄も数多くあり、終値と25日移動平均線を比較し、20％以上マイナス乖離している銘柄が約260銘柄あり、連休明けに株価が大きく下落すれば再度暴落が起こる可能性があります。

 ですのでいったん暴落局面が終わったからといって安心するには早いでしょう。

 むしろ次の暴落に備えてしっかりと戦略を練っておく必要があるのではないでしょうか。

 逆張り戦略のチャンスは続いていますので、ぜひこの連休中にしっかりと準備しておき2019年の株式市場に臨んで下さいね

―西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。