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From;檜山裕司
先日のことですが、とある映像関係で仕事をしている知人から連絡がありました。
「お金持ち自慢を見せたいのだけれども、どれだけ資産があるのかを株券を積み重ねて表現したいが現実的かどうか?」
という質問でした。
彼はずっと映像関係で働いていて、株についてはまったく何も知りません。みなさんでしたら、どう答えるでしょうか?
そこで私は、すでに株券は現在電子化されており、実物としてどれだけの株を保有しているのか、現物でどれだけ資産があるのかを比べることは難しい、と回答しました。やはり、目に見えるものとして現実的であるのならば、現金や金塊などの方が良いのでは?とも伝えました。しかし、どうしても株券で、ということになると証券口座の残高証明をパソコンの画面で見せあうことしかできず、きっと彼が望んでいる絵ではないだろうと伝えました。
普段から株に関わっていると当たり前のように思っていましたが、知人といえども知らない人は知らないものです。
しかし、今回あらためて感じたのは、もし株券を使って取引する世の中であったとしたら、きっと毎日のように売買を行う、システムトレードなどは成立しなかっただろうということです。
オンラインで株式を売買することができるようになったことで、今のように手軽に株式取引をすることができるようになり、非常に安い手数料で、短期トレードが行えるようになりました。
今となっては、そうあって当然と思っていることですが、以前と比べて株式取引環境がより良い方向に変化してきたことで今の便利さを享受することができています。
世の中がどんどん変化している中で、当然、これからも株式市場や、取引を行う環境はさらに変化していくことと思います。そうなると、そこでいち早くその変化に対応できた者が将来の果実を手に入れることができるのではないかな、と思ったりします。
これからも変化に対応できる柔軟な姿勢をもって日々株式市場と向き合っていきたいな、と、考えさせられた知人からの電話についてでした。
―檜山裕司
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korosuke



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