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From;西村剛
早いもので2019年1月も中旬に差し掛かりました。
過去の統計データでは1月は株価が上がりやすい月となっており、
1月全体での成績は、
「勝率54.7%、平均損益率1.5%」
となっています。
1月は新年初めの月ということでご祝儀買いが入りやすい月であることや12月のボーナスで個人投資家が株を買いやすい月と言われています。そのようななか注目しておきたいのが、時価総額が比較的小さい「中小型株」です。
全銘柄で見ても成績の良い1月ですが、東証2部やジャスダック、マザーズなどの市場でみると成績は更に変わります。
東証1部だけで1月の成績を見た場合、
「勝率49%、平均損益率0.47%」
と成績はプラスであるもののそれほど好成績ではないのですが、
「東証2部、大証、名証」での1月の成績は、
「勝率60%、平均損益率3.5%」、
「ジャスダック・マザーズ」での1月の成績は、
「勝率58%、平均損益率4.4%」
となっており、1月は極端に東証2部やジャスダック、マザーズなどの中小型株が強い月なのです。
この中小型株が強い傾向は「1月効果」と呼ばれるアノマリーの一種で、長年株式投資をおこなっている投資家なら誰もが知っている傾向なのですが、投資暦の浅い方にはまだ知らない方も多いかもしれません。
株式投資やトレードで何年も生き残っていくためには「1月は中小型株が強い」といったような「アノマリー」を味方につけることが重要だと考えています。1月はぜひ中小型株に注目して下さいね。
追伸
今回ご紹介したようなアノマリーをもっと知りたい!という方に朗報があります。15日にお知らせしますので見逃さないようにしていて下さい。
―西村剛
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