サンバイオショックの影響

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From；西村剛

30日の日本株市場は下落しました。

日経平均株価は前日比0.5%マイナスの20556円54銭、
マザーズ指数は前日比8.0％マイナスの883.39ポイントとなりました。

株価下落の要因は、（4592）サンバイオと（4506）大日本住友製薬とで進めていた再生細胞医薬品の臨床試験において主要評価項目を達成できなかったことが報じられたのを受け両銘柄ともストップ安をつけたことから、他のバイオ関連銘柄やこれまで新興市場を引っ張ってきた主力銘柄が大きく下落したことです。

1月の新興市場を引っ張ってきたサンバイオをはじめとするバイオ関連銘柄が大きく下落し、個人投資家の心理が大きく悪化する可能性があります。

またこれまでの牽引役であったバイオ関連銘柄が下落し、次の牽引役となるテーマが決まるまでは新興市場も当面下落する可能性が高いと考えています。

ただ今回の「サンバイオショック」が「ライブドアショック」までの影響を与えることはないでしょう。

あくまでも数日は株価が乱高下しますがその後は小康状態に入ると考えています。

問題は小康状態に入ったあとでしょう。
そこから再度上昇トレンドに入るかというと今の相場の状況を考えると難しいかもしれません。ただシステムトレーダーにとってはボラティリティが高くなりシグナルが出やすくなるためチャンスとも言えるでしょう。

しっかりと自分の売買ルールに磨きをかけシグナル通りトレードしてくださいね。

 ―西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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