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From；西村剛
最近アルバイトが不適切な不動画を
SNSにアップし炎上するというニュースが相次いでいます。
「くら寿司」を展開する（2695）くらコーポレーションもその1社です。
こういったアルバイトによる不祥事が起こった銘柄は
「買いか？」、「売りか？」
「くら寿司」を例に少し深堀りして考えてみます。
「くら寿司」を展開する（2695）くらコーポレーションのIR情報に、「当社従業員による不適切行為とお詫びについて」の情報が掲載されたのが2月6日でした。
株価はその前日5650円だったものが、2月6日終値時点で2.3％下落し5520円で終了しました。
その後同社以外にもアルバイトが不適切な不動画をSNSにアップし炎上する事態が続き、報道が過熱、それを受けくらコーポレーションの株価も2月12日に5170円の安値を付けました。
その後株価はリバウンドし、2月13日5400円、2月14日5510円と推移しています。
今回のような「アルバイトが不適切な不動画をSNSにアップし炎上する」行為は、短期的では企業業績への影響は軽微ですが、中長期では企業イメージが損なわれ企業業績に大きな影響を与える可能性があります。
ですので中長期での株価に与える影響は現時点ではわかりませんが、今回の「くら寿司」のケースでは、短期的には不祥事が報じられてから1週間前後で株価は回復する傾向にありました。
もちろん株価は個別銘柄の要因だけではなく米国株や為替動向など複合的な要因で動きますが、今回の「アルバイトが不適切な不動画をSNSにアップし炎上する」行為による株価下落は、1週間前後で株価は落ち着きを取り戻しそうだということが分かりました。
もちろん今回はあくまでも「くら寿司」を展開する（2695）くらコーポレーションの一例であり、他の銘柄でも同様になることは少ないかもしれませんが、こういった事例を集め分析することで、なんらかの投資法が見つかるかもしれません。
これからも定期的にメルマガで紹介したいと思います。
参考になればありがたいです。
―西村剛
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西村 剛
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