予想外に弱い展開・・・

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From；西村剛

28日の日経平均株価は下落しました。

日経平均株価は前日比1.6％マイナスの21033円76銭、
マザーズ指数は前日比0.5%マイナスの955.65ポイントとなりました。

 28日の株価変動で日経平均株価のRSI（9日）は42.1％、
終値と移動平均線の位置関係は、
終値が75日移動平均線を若干上回る位置を保ったものの、
5日移動平均線、25日移動平均線を下回っています。

「世界の景気減速懸念」から前夜の米国株式市場が下落、
場中の中国株も下落したことから日経平均株価も軟調な展開が続きました。

日経平均株価はかろうじて75日移動平均線を上回っており、
中期では上昇トレンドをぎりぎり保っている状態ですが、雲行きが怪しくなってきました。

このまま下落すれば下落トレンド入りが濃厚です。

なんとか4月中は堅調に推移してほしいなと期待はしているのですが、
現状を考えると株価が下落トレンド入りする事態を想定しておいたほうが良いでしょう。

仮に日経平均株価が75日移動平均線を下回った場合、
次の下値の目安としては60ヶ月移動平均線の19200円前後となります。

そろそろ日経平均株価の20000円割れを想定しておく必要があるかもしれません。

今の状況でしっかりとやっておくことは複数の逆張り戦略によるマルチストラテジーです。
株価が下がる過程においては一度に大きく下がるというよりも徐々に下落し、最後にドンと下げる場合が多いです。
そのような相場で利益をあげる場合、複数の逆張り戦略を用いてトレードすることが必要でしょう。

ぜひいまのうちにしっかりと複数の逆張り戦略を用意し
準備しておいてください。

―西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 （過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある） システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

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