「逆張り派」の休日



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From;斉藤正章

こんにちは。斉藤正章です。
大変ご無沙汰しております。

今年は元号が平成から令和に変わる特殊な年のため、今年のゴールデンウイークはなんと10連休です!

この連休を活用してゆっくりどこかへお出かけの方も多いかと思いますが、私自身は「逆張り派」ですので、
どこへ出かけても混んでいる連休中の外出は控え、連休明けの空いている平日にゆっくり休暇を堪能したいと思います。
肝心の「どこへ出かけるか」はまだ決めていませんが(汗)

さて、「逆張り派」という言葉が出ましたので、
本題の相場の話をしましょう。

今年は大型連休ということで、日本の株式市場が閉まっている間に海外の市場に大きな動きがあることを懸念して、
連休前にポジションを閉じる(手仕舞いする)という方が多いのではないでしょうか?
もしくは、持っている銘柄を手仕舞いするとまではいかなくても、
連休に入る直前にシグナルが出た銘柄は買わないという方もいるかもしれません。

なぜこのような行動を取る方が多いかというと、
「心理的な不安を取り除きたいから」でしょう。

これもある意味では正解といえないことはありませんが、
物理的に合理的な行動かどうかというとまた話が変わってきます。

たとえば、「連休直前に買い、連休明け直後に売ると損をするのがわかっている」のであれば
先述した方法は合理的な行動(正しい行動)ということになりますが、
結果が反対になるのであれば行動としては誤りということになるからです。

そこで、連休前にはどのような行動を取ればいいのか参考になるデータとして、
一つの検証結果をお見せしましょう。

【検証内容】

・毎週金曜日の大引けに日足が陽線だった東証一部の銘柄をすべて買い付ける(1銘柄あたり50万円まで)
・週明けの寄付きに成行で決済する

※2000年~2019年3月末までの結果
※手数料は考慮せず

 

【検証結果】

 勝率:58.13%
 平均損益率:0.22%
 合計損益:259,524,469円

このような検証結果になりました。

簡単に説明すると、金曜日の大引けから月曜日の寄付きにかけて、
平均すると「0.22%」ほどギャップアップして始まる傾向があるということです。
つまり、統計的にみれば休日の前に買い、
休日明けに売るのが正しい行動ということになるわけです。

しかも、上記の検証は東証一部のすべての銘柄を対象としていますので、
銘柄をもっと選別すればもっと成績が良くなる可能性が高いはずです。

この結果をみて、通常の土日(2連休)と10連休では
比較対象にならないのではないかという意見もあるかと思います。
しかし、毎年あるゴールデンウィークや年末年始などの長い連休になるほど
ギャップアップする可能性は大きくなる傾向があるのです。

心理的な不安を抱えない方法としては、連休中に大きなポジションを持たないというのも一つの正解ではあると思いますが、
あくまでも物理的な正解をあげるのであれば、多くの人がポジションを解消して安くなりやすい連休前は「買い」が正解といえるでしょう。

もちろん、これらはあくまでも長期的な統計の結果でしかありませんので、
たまたま今年は負けるということもあり得ます。

ちなみに私は連休前にどのような行動を取ったかというと、、、

26日(金)の大引けに空いている余力で「日経225連動型上場投資信託 (1321)」を全力で買い付けました(笑)

皆さまは連休前にどのような行動を取ったでしょうか?

ー斉藤正章

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斉藤 正章

2001年に元手30万円で株式投資を開始。当初は苦戦するも、2003年1月に独自のシステムを開発してから常勝トレーダーとなり、2006年に1億円を達成した後も安定した運用を続ける。勝率80%の逆張りシステムを中心に数種類のシステムを使い分ける。