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From;西村剛
5月第四週の投資主体者別売買動向が発表されました。
注目の外国人投資家は2838億円の売り越しと4週続けての売り越しとなっており、
外国人投資家の日本株離れが続いています。
一方、個人投資家は1122億円の買い越しと2週続けて買い越しとなっています。
今の日本株の構図は外国人投資家売りの個人投資家買いだと言えるでしょう。
米中貿易摩擦懸念が強まりなかなか株式を買いづらいなか、
日経平均株価も21000円を回復できない状況となっています。
仮にここから暴落が起こるとすればそのタイミングは、
「個人投資家が投売りを出すタイミング」でしょう。
なんらかの悪材料が出て外国人投資家が日本株を更に売り、
個人投資家も狼狽して投げ売るタイミングこそが、暴落が起きるタイミングなのではないかと考えています。
では?それがいつなのか、、、
それは、おおよそ日経平均株価が19000円を割り込んできたあたりではないかと考えます。
5月の日経平均株価から10%程度下落したタイミングで、
個人投資家の含み損が10%を超え投売りが出始めるのではないかと考えています。
同様にマザーズ指数で考えてみると
マザーズ指数が840ポイントあたりを下回ってくると個人投資家の投売りが出そうです。
日経平均株価の19000円割れは現状の水準とまだ乖離が生じておりすぐに起こることはなさそうですが、
マザーズ指数の840ポイントはあとマザーズ指数が5%下がれば到達しますので、
ちょっとした悪材料で一気に到達する可能性があります。
次に起こる暴落はマザーズ銘柄から始まりそうです。
マザーズ銘柄の暴落に注意しておきましょう。
―西村剛
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