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From;西村剛
早いもので今年も7月にはいりました。
7月相場を乗り切るためにも
まずは、7月相場の傾向を統計データで押えておきましょう。
7月相場を一言で表すなら
「夏枯れ相場」
でしょう。
7月は決算発表も終わり、
特段株価を上げてくれそうな材料が乏しい月となっています。
売買代金も減少傾向にあり
市場全体のボラティリティが最も小さい月となっています。
7月の月初に全銘柄の株を買い月末近辺で売った場合の成績は、
==============
勝率:42.95%
平均損益率:-0.68%
プロフィットファクター:0.84
==============
と、なっており、
過去の統計データから7月は株価が下がりやすい月と言えます。
特に海運や造船、電力といった業種は下がりやすい傾向が強いので要注意でしょう。
これだけ聞くと、「なんだ7月は株価が下がりやすいのかぁ」と
落ち込んでいる方も多いかもしれません。
しかし、、、
下がりやすい相場でもチャンスはあります。
例えば、相場を動かす材料が乏しい7月は、全体的に株価が下がりやすいものの、
一部のポジティブな材料が発生した銘柄は短期的な資金が集中し大きく上昇する可能性がありますし、
株式市場全体が大きく下落したタイミングでの
逆張り戦略も期待できそうです。
このように7月は短期的なトレードで活路を見出しましょう。
―西村剛
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西村 剛



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