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From；西村剛
八丁堀の事務所より、、、
お待たせしました！
ついに、、、「上昇トレンド」に入りました！！
と、声を大にして言いたいのですが・・・
ど～も、私の中では、
今回の上昇トレンドは、しっくりきません。
何ででしょうかね～？？？
さて、その私の感覚は
あくまでも感覚です。
日頃、「カンで売買してはいけません！」と言っているにも
ここで、感覚でどうこう言ってはいけませんね。
キチンと、事実を確認しましょう。
昨日は、日経平均株価が、
5月以来、約6ヶ月振りに「15,000円」を回復しました。
株価が上がった要因は、
米国経済の回復を示す経済指標が発表されたことが考えられます。
また、米国ダウ指数が、最高値を更新しました。
そして、それに伴い米ドルへの不安感が薄れ、
ドルが買われ、円安ドル高になったことが要因だと考えられます。
もしくは、別の角度から考えると、、、
日本経済単独で株価が上がる材料はなかったが
円安ドル高が進んだことで、輸出関連企業の為替による利益増を
期待して、日本株価が買われたというところでしょう。
日経平均株価が、「15,000円」を回復したことで、
システムトレードでは、「順張り」のシグナルが大量発生し始めました。
ただ、私には、どうもしっくりこないのです。
とはいえ、システムトレーダーとして、
淡々と売買するしかないのですが・・・
順張りの勝率は、おおよそ「40％程度」ですので、
「ダマシ」なのではないかな～と思う部分があるのです。
だから、
「今回は、ダマシじゃないのかな～」
と少々不安を抱きながら、シグナル通りに注文しています。
しかし・・・
セオリーから考えると、
今回の上昇は、「ホンモノの上昇トレンド」ではないかと思われます。
ちなみに、そのセオリーですが、2つあります。
1つ目は、
日本株単独の上昇ではなく「米国ダウ指数も高値を更新している」ことです。
2つ目は、
ここ数日間の株価上昇は「出来高の増加も伴っている」ことです。
この2つのセオリーが起きていますので、
それから考えると「ホンモノの上昇トレンド」なのです。
例えば、反対に、
「高値を更新したけど、そこが天井になってしまうとき」は、
米国株が上がっていないにも関わらず、日本株だけが高値を更新してる状態です。
または、株価は上昇しているけど、出来高が減少している状態です。
こういったときは、いわゆる「ダマシ」のことが多いのです。
しかし、今回の場合は、どちらもクリアしています。
だから、「ホンモノの上昇トレンド」と考えて良いのです。
ただ、、、
セオリー通りなのに、何かこう引っかかるのですよね。
何か含んだような表現で、
しかも曖昧な表現で申し訳ないのですが、その引っ掛かりが何か分かったら、改めてお知らせしますね。
とはいえ、私たちはシステムトレーダーです。
シグナル通りに、淡々と売買しましょう。
それが鉄則です。
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西村 剛
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