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From;JACK
IPO投資家にとって、歓喜があふれる中、チャンスを逃した、いや致し方なかったトレードがありました。
それは10月2日に上場したレオクランになります。
前評判は、B級銘柄であり、東証2部ということもあり、地合いによっては公募値前後の初値が予想されていましたが、委託配分の申込社数は81社となり、まずまずの競争率となりました。
その上場日の初値は、公募値2,700円に対し、初値2,920円と100株あたり、22,000円の利益となりました。
しかし、その後の値動きに私自身は翻弄される結果となりました。
実際のトレードとしては、王道のストップ高手前の逆指値買いのセカンダリー投資になります。
私自身は初値が2,920円であったことから、値幅制限が500円の2,420円~3,420円となることから、IPOのセカンダリー投資法の鉄板である、ストップ高手前の3,300円を超えたら買いの逆指値注文を発注しました。
その後の値動きは、約定したのも、つかの間、そこから一気に急落し、そこの下落は耐えられましたが、その後、めでたくストップ高となり、お約束の1/3は利確できました。
しかしながら、そのまま張り付いてしまうのが理想であり、夜のPTSと翌日以降の売却を視野に入れていたのですが、一番嫌な展開であるストップ高剥がれ、しかも自分の買値までの下落となったことから、ここはロスカット注文が約定してしまいました。
そこから、驚くべきことに、まるで自分のロスカット注文を待っていたかのようにそこから、綺麗に反転し、再びストップ高張り付きとなりました。
その後の顛末は御承知のとおり、当日の夜のPTSは700円高の4,120円、翌日からは、4,120円、4,820円とストップ高を演出し、一躍IPO銘柄の出世銘柄となり、保有継続した方にはかなりの利益をもたらしました。
私自身も、もしも剥がれに巻き込まれなければ、歓喜をあげておりましたが、決して言い訳でなく、これは「自分のルールに従ったトレード」を遂行した結果であることから、機会損失等、恥じることやら反省することは一切ありません。
もしも、あの時、ロスカットしなくてストップ安になっていたら、逆に10月は大変、厳しいスタートになっておりましたし、もしも、今後も統計的にあるいは、銘柄に起因する理由等で振り落としからの再度のスットプ高ということが把握できるのであれば、自分自身でロスカットラインの逆指値の数値のカスタマイズ等をすればいいのであります。
このあたりは、ある意味、システムトレードの売買ルールと同じことと言えるかと思います。
と偉そうなことを言っても、ついつい値動きをみると悔しくなる自分はまだまだ未熟者であり、この銘柄については、ここまでの株価位置であるならば、新高値超えトレード等できっちりお返しをしたくもなります。
ーJACK
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