12月最終週の投資戦略



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from ; 西村剛

12月第二週の投資主体者別売買動向が発表されました。

外国人投資家は6278億円の買い越し、個人投資家が3714億円の売り越し、信託銀行が279億円の売り越しとなりました。

12月第二週は日経平均株価が年初来高値を更新し24000円の大台に達した時期で、外国人投資家が買ったことにより日本株が上昇したことが分かります。

一方個人投資家が売り越していることから、日経平均株価が大きく上昇したことを受けた利食い売りや12月特有の節税対策の売りがある程度出ていたことが分かります。

このように投資主体者別売買動向をみると、12月後半に日本株が大きく上がるためには、

1.外国人投資家がさらに日本株買いを進める

2.個人投資家の日本株売りが止まって買い越しに転じる

このふたつの要因が必要でしょう。

まず

1.外国人投資家がさらに日本株買いを進める

については、

米国株が高値を更新するか?

がポイントです。

米国株が高値を更新すれば外国人投資家がさらに日本株を買ってくるでしょう。
この場合日本株の上昇は本物なのですが、米国株が高値を更新していないにも関わらず日本株が上がってきた場合は要注意です。上昇は長続きしない可能性が高いです。

2.個人投資家の日本株売りが止まって買い越しに転じる

については、

クリスマス後には個人投資家が買い越しに転じる

のではないかと考えています。

12月固有の節税対策の売りもそろそろピークを過ぎそうですし、クリスマス後は個人投資家が買ってきやすい時期に入ってきます。ですので、こちらは時間の問題だと考えています。

ですので、一言で言うと、

「米国株次第」

といったところでしょうか。

12月最終週は株価があがりやすいアノマリーがありますが、米国株がきちんと上がっているかどうかを確認したうえでトレードにのぞむことをおすすめします。

米国株が下がっているのに日本株が上がる

という状況になったときは注意して下さい。上昇トレンドが崩れる可能性もあり得ますので。

ー西村剛

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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。