歴史に学ぶトレード 三方ヶ原の戦い【Korosuke】



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korosukeです。

戦国時代はいろいろな戦いがありましたが、戦とトレードにはいろいろと共通しているところがあり、
歴史を通じて学ぶべきことは多
くあります。

戦国時代で有名な戦いの一つとして「三方ヶ原の戦い」というのがあります。

これは、徳川家康と武田信玄が戦ったときのことです。

後に天下を取り江戸幕府を作った徳川家康は成功者としてのイメージが強いかもしれませんが、若かりし頃は多くの苦難を経験しました。

その一つがこの戦いで、簡単に説明すると、武田信玄が信濃(長野県)から家康の遠江(静岡県)三河(愛知県)に攻めこみました。

家康は居城である浜松城で籠城して戦うつもりで待ち構えていました。

しかし、信玄は浜松城まで迫ったところで方向転換し、浜松城を素通りして三方ヶ原に兵を進めました。

これをそのまま見過ごしてはいけないと考え、家臣の反対を押し切って家康は城を出て、三方ヶ原に向かって出陣します。

しかし、それは信玄が、籠城されて城攻めするより、野戦に持ち込んだ方が有利と考えて家康を城からおびき出すための策略でした。

手を読まれて待ち構えていた信玄によって家康はこてんぱんに打ちのめされて、多くの兵と有能な武将を失い、わずかな兵とともに敗走しました。

敗走中にも兵は減り続け、いつ打ち取られてもおかしくないくらいまで追い込まれながら、かろうじて逃げ延びましたが、
その時の自分の姿を描かせて、慢心により招いてしまった失敗の痛みを生涯忘れないようにしたと言われています。

これにはトレードにも通じる学ぶべきことがあります

トレードにおける資金=兵力だと考えると、自分の戦略ミスによって大きな失敗をし、資金を失ってしまいます。

暴落をくらってしまい、日々含み損が増えていく中で大きなロスカットをし、
もう買いは控えようと考えますが、
相場が良くなり上昇相場になってくると、買いから入り、
まだまだ上がると買い増ししてしまいます。

 

暴落時に痛いロスカットをしたことも、上昇相場が続くとその時の痛みを忘れてしまい、
相場が良くなると再び慢心が芽生えてきて、同じ間違いをしやすくなります。

そうならないためにも、家康のように大きなロスカットしたときの自分の感情や原因、
などはノートやメモなどに残しておき、
文字よりも、動画などでその時のリアルタイムの
様子を撮っておく
とさらにいいと思います。

そして、その時の記録を見るたびにロスカット時の自分の心境をあらためて見れるようにすることで、次に同じような失敗はしにくくなります。

失敗した過去を振り返るのはやりたくないことですし、そのようなメモをとることは面倒に感じるかと思いますが、
これによって同じ
失敗をしないようにすることで、家康のように最終的に勝ち残るトレーダーになりましょう。

 

ーKorosuke

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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