銘柄が安くなったから買おうという考えは禁物【横山利香】



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みなさん、こんにちは!株が大好き 横山利香です♪

3月3日は雛祭り!そして、花粉症真っ盛りです!!車のガラスが黄色いので、おそらくですが、すごい量の花粉が飛んでいると思われます!!現代人の多くが花粉症になっていますから、杉を切ってしまったらダメなんですかね???と春になると毎年思っています・・・

さて、3月と言えば、日本企業の多くが決算月としています。そのため、年度末の権利取りが活況になります。2023年は3月31日が月末なので、29日が権利取りを行うための最終日、権利確定日になります。

前回は、「日経平均株価は長く膠着状態が続いていたが、ようやくもみ合いが動き出した。配当取りや株主優待取りが増える可能性が考えられるから、調整したところを権利確定に向けて狙いたい」と書きましたが、みんな同じことを考えているのでしょう。買い意欲が凄すぎて調整があっという間でしたね・・・

では、ここからの戦略ですが、2023年に入ってから、銘柄選別がかなり進んでいると言ってよいかもしれません。セクターローテーションがあるのでわかりにくいですが、決算発表で業績が微妙だと判断された銘柄は買いが集まりにくく、その一方で、好業績だったと判断された銘柄には買いが続いている可能性が高いです。

大型株はもちろん、新興市場でも一部の銘柄だけが動き、それ以外はまったくだめという状況になっていると言えそうです。ものすごく地合いを良いと感じている人と、まったく動かなくてイライラするという二極化が進んでいるかもしれません。

今後は10日がメジャーSQ、そして、17日が会社四季報春号の発売日、21日からは米国でFOMCが開催されます。万一ボラティリティが高まって安くなるような場面があれば、好業績銘柄には断続的に買いが入りやすい地合いになっています。

さらに、権利確定日を過ぎれば、通常は翌日の権利落ちでは株価が下落するのが一般的です。しかし、決算内容が良好な銘柄には安いところを狙いたいという買いもじわじわと出てきますから、権利落ちが狙われることもあります。

ますます銘柄選別が進み、体感地合いの二極化が進みそうです。なお、銘柄の選別が進んでいるということは、株価が上昇する銘柄が限られるということです。前はあんなに高かった銘柄が安くなったから買おうという考えは禁物です。株価の下落が続いている銘柄はひたすら下落し、株価が上昇している銘柄はひたすら上昇する、そんな地合いがますます、そしてしばらく続く可能性が考えられます。

こねくりまわして難しく考えず、好業績の上昇トレンド銘柄をトレンドフォローする戦略で、年度末までを乗り切りましょう!

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横山 利香

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)。テクニカル分析や四季報の分析をもとにした「テクノファンダメンタル投資」で安定的に利益を上げる現役トレーダー。