真の優位性はどこにあるか



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korosukeです。

最近、古い知り合いから急に連絡があり、誘われて飲みに行くことがよくあります。

気が付くともう7~8年会っていなかった人などいて、近況を聞くとだいぶ当時とは変わっていて驚くことが多いです。

特にコロナを機に職種が変わっている人が結構多いように思います。

先日合った知り合いは、誰もが知っている大手の超一流メーカーでしたが、今は転職支援のエージェントをやっていました。

中途採用で人材を探している会社に転職で新しい仕事を探している人を紹介してマッチングさせるという仕事ですが、全然知らない業界なので、実際はどうなんだろうと興味がありました。

それこそ今はAIが進んできて、人材もマッチングするのもある程度Web上で自動化されていて、人が仲介するようなことは少なくなっているのでは?と思いました。

しかし、実際はこの業界はとても今伸びているようで、確かに電車の中の広告やテレビ、Youtubeの広告などでも転職支援会社の広告がよく目につきます。

なぜそうなっているのか?と疑問に思い、いろいろ聞いてみたらなかなか面白いことがわかりました。

まず、いろいろと職歴や履歴書などは電子データとして閲覧できるようになったり、条件を設定して職種や会社を絞ったりできるようになり、効率はよく選考を進められるようにはなったそうです。

私が経験したのはもう10年以上前なので、その頃は紙の履歴書を何枚も書いてとても大変でしたが、だいぶ変わったのだなと思いました。

それで多くのデータの中から条件に合ったものを会社も転職者もスクリーニングしやすくなったのは間違いないでしょう。

しかし、最終的に人を採用するとなるとデータだけではわからず、その人の人柄や雰囲気など、直接会ってみないとわからないため、対面で面接したりするようなところは昔から変わっていないようです。

人と人が直接会わないとお互いに理解しあえないところがあるため、そのような分野はAIが発達しても効率化できない領域で今後も残っていくのだと思います。

そして、そのような人と人を対面してマッチングさせるには、お互いの日程を調整したり、それぞれの要望をくみ取って相手に伝えたりと、泥臭くて手間のかかることが多くあるようです。

そのような面倒で普通の人がやりたがらないところ、かつ、人と人とが対面で会うことが必要なところ、という2つが大きなポイントで、人がやりたがらないところにビジネスチャンスがある、しかも、それは、AIが発達してきても浸食できない領域、というのがこの業種の強いところなのかと思いました。

これは、トレードでも通じるところで、面倒なことはAIに任せて自動化して楽して儲けたい、というのが多くの人が考えることでしょう。

しかし、楽にできるトレードなら誰もが参入できてしまい、そのようなところはAIの得意分野で、それこそAIにとって変わられてしまうでしょう。

そこをもう一歩踏み込んで、地道なデータ収集などの作業が必要になってきたり、一手間かかって面倒に感じるようなことを取り入れると、そこには優位性があり、長く使い続けられる投資手法があるのだと思います。

あるいは、新しい手法を探していて、普通であれば楽で誰でも簡単に稼げる、というような手法なら飛びついてやってみようと思うでしょうが、これは面倒な作業が必要で、手間がかかり、実際にやるのは難しそうだ、と感じるような手法があったとすれば、それが本当に使える手法なのかもしれません。

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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