2:8の法則



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

先週は、斉藤正章さんのこちらの記事
【「ネギ」と「肉」の確率】があったので
私の担当の曜日でしたがお休みでした・・・

まっ、そうは言っても、
私の書くものはマインド的なことが多く
利益に直結する話ではないので、
斉藤さんの記事のほうが、
あなたにとっては良かったでしょうwww

 

まっ、そんな冗談はさておいてですが、
先週、私はこの斉藤さんの記事を読んで、

「なるほどな~」と思ったのと
「あっ、そういえば…」

ということがありました。

今日は、その「あっ、そういえば…」という
お話をしましょう。

 

以前、どこかで話したかもしれませんが、
私はビジネススクールを出ているということもあり、
例えば、会社の経営者が集まるようなものに出ると気軽に

「えっ、じゃ~、今度うちをコンサルティングしてよ!格安で!」

と、、、格安で!という言葉が付く時点で、
もう、この人とは話したくないのですが、

まっ、そういうふうに言われることが多いです。

 

だから、こういう人には、
いつもご飯だけごちそうになって、

「本気なら『最低○○○万円』の予算を用意してください。」

と言います。

 

というより・・・
私は自分で守る会社があるので、
そもそも人の会社を見る気がないというのが本音ですが(笑)

そうすると、たいてい皆さん
俗にいう「ドン引き」という状態になるので、
私としては都合が良いのです。

安易に受けると、あとあと大変ですし、
何よりも、コンサルタント業界の鉄則である

「成果の見込みのないものは手を出すな」

というものがあります。

もしかすると、私の知り合いの中だけの鉄則かもしれませんが・・・

 

ちなみに、その成果が出ないというのは、
「ヒト・モノ・カネ・情報」のどこに原因があるかは分かりません。
だから、けっこう見極めが大変なのですよね。

以前、私もどっぷりコンサルティング仕事をしていたときは、
まず、営業マンとして、そこは見極めるようにしていました。

 

でもたいてい、「格安で!」と言ってくる人は、
私が何を伝えても「実践しないタイプ」がほとんどなので、
正直、私は嫌っています。

 

つまり、
「実践しない=成果が出ない」という図式が成り立つので、
予算の話をして、受け付けないようにしてしまうのです。

 

反対に、システムトレーダーと同じで
「実践する・行動する=成果が出る」という図式が成り立つので、
そういった人には、全く違う話をします。

 

ただ、私がコンサルティングを持ち掛けられ、
たとえ、食事をごちそうになるだけでも、
必ずする話があります。

実は、それが斉藤さんの記事を読んで
「あっ、そういえば…」だったのです。

 

その話とは、、、

「2:8法則」です。

 

別名「パレートの法則」とも言います。

 

私は、この話をよくします。

この法則は、ある意味「宇宙の法則」ともいえる、
世の中の七不思議に近い、もう誰も変えられない事実です。

世の中の事象は、どれを分析しても、
必ず「2:8の法則」になるというのです。

 

例えば・・・
ソニーやサイバーエージェントのように、
複数の事業をもっている企業を考えてみてください。

こういった企業の業績は、
よくよく分析すると、

2割の事業が大きな利益を上げ、
8割の事業がまあまあの利益を上げている

状態になります。

 

言い換えれば、
2割の大きな利益を上げる事業が、
全体の売り上げの8割を占め、
8割の事業が、全体の売り上げの2割を占めるということです。

 

あとは、イメージしやすいのは、
コンビニエンスストアでしょうか。

あれもそうですよね。
あれだけたくさんある商品でも、

2割の商品は、売れ続けるけど、
8割の商品は、あまり売れ行きがよくない

 

そして、
2割の商品が、8割の売り上げを作り、
8割の諸品が、2割の売り上げを作っている

ということです。

 

イメージできましたか?

この「2:8のい法則」

 

ちなみに、これ、、、

2割の売れるものがありましたが、
その中でも、さらに細分化して、また「2:8の法則」があります。

というように、
このいわば宇宙の法則は、
永遠と限りなくできてくるのです。

だから、私は経営者の人から相談を受けると、
まず、その人が悩んでいる「2:8の法則」を見つけようとします。

 

特に注力するのが「2」を探すことです。

それは悩みの20%かもしれませんが、
それが解決されれば、80%の効力があります。

もちろん、それを解決するのは大変ですが、
正直「8」に該当する部分は、解決しても全体に20%の影響しか与えないので、
あまり意味がないのです。

 

であれば・・・
当然、まず見つけ出すのは「2」の部分でしょう。

ということで、たいていの場合、
話は売り上げになってきますので、

売り上げの8割をを作る2割の
「商品」「お客様」「組織」「人材」などなど
2割の部分を見ていきます。

そうすると、案外カンタンに、
どこに注力して問題を解決すればよいか分かりやすいのですよね。

 

ただ、ここで注意しなければならないのが、
「問題の特定」です。

そもそも、解くべき問題を間違えれば、
どんだけがんばって解いても、何の成果も生まれません。

 

というように、

問題の特定を間違えず、
一番効果が出やすい部分を、
この「2:8の法則」でうまいこと探していくのです。

 

ということで、、、
「2:8」が、ぐるぐる入れ替わっているので、
頭が混乱してしまうかもしれませんが、
ここからは、シンプルに・・・

 

私たちトレーダーの利益は、
「2割のトレードが、8割の利益を作っている」と考えてみてください。

ちょっと、ここは便宜上
システムトレーダーにはせず、一般的にトレーダーにしますね。

私もしっかりと分析したことがないので
正しいか分かりませんが。。。

トレードで「勝率100%」は、存在しないはずです。

仮に存在しても、
それは、何らかのトリックがあるはずです。

トリックというと大げさかもしれませんが、
何か条件がない限りは、100%は難しいでしょう。

というより、
少なくてとも、私たちシステムトレーダーには
その概念はありません。

 

私たちシステムトレーダーは、
全戦全勝は目指さず、何勝何敗と勝ちと負けを繰り返しながら、
全体で利益を上げていくものです。

 

ということは、
もしかすると、これまでの利益の上げ方を分析すると、

「2:8の法則」に当てはまるかもしれないのですよね。

2割の勝ちトレードが8割の利益を作り、
8割のほかのトレードが、2割の利益を作っている

というように。

 

で、おそらく裁量トレードは、
宇宙の中にいる人間が、人間の感性でトレードしているので、

スピリチュアルな話かもしれませんが、
だから、きっと「2:8の法則」に成績がなっているのだと思うのですよね。

 

とま~、

やたらと「2:8の法則」をしてきましたが、
あなたなりに、何かイメージできたでしょうか?

おそらく、斉藤さんの記事にあった
あの「肉」と「ネギ」も、紐解けば
「2:8の法則」になっていると思います。

 

この「2:8の法則」は、本当に面白いです。
知っておくと非常に便利ですよね。

もし、トレードの結果が「2:8の法則」になっているなら、
改善点を、どこに注力すれば、効果が見込めるか分かります。

もしくは、条件式が複数あった場合、
その成績を構成している8割の要因は、2割の条件式にあるということが言えます。

それであれば、その2割に該当する条件式、
おそらく、それは「核になる条件式」だと思いますが、
それをいじれば、結果が変わるということでしょう。

反対に、8割に該当する補助的な条件式を
いくらいじっても、それは結果に対して、
2割の効果がないということです。

 

どうですか?

「2:8の法則」

案外使えませんか?

 

ちなみに、この「2:8の法則」、もっと細分化すると8が分かれて

「2:6:2の法則」といいます。

これを使うと、色々なことが効率的になると思いますよ。

なまえ

 

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。