2019年+40%!斉藤正章の投資法とは?



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From;斉藤正章

こんにちは。斉藤正章です。

ようやく夏も終わり、暑さの苦手な私としてはありがたいかぎりです。
寒さにはめっぽう強いのですが、暑さは昔から苦手なのです…

さて、相場のほうですが、私個人としては7月の末ごろが成績のピークで約+43%程度の利益でしたが、その後はいったん小休止となり、現時点では+40%程度をなんとか維持しているといった状況です。

前回の記事では、今年はシグナルが少ないということを書かせていただいたと思いますが、9月を迎えた現在でも状況はあまり変わってません。
つまり、相場に動きがないので無理に売買しないほうがいいといった状態でしょうか。

一見してやや難しそうな今年の相場で、私自身はどのような売買ルールで利益をあげたかを簡単に書かせていただきたいと思います。

あまり細かく書いてしまうと長くなりそうなので、今年利益をあげている売買ルール(ストラテジー)とそうでない売買ルールのタイプをざっと羅列すると次のようになります。
(あくまでもざっくりとしたタイプ別に分けているだけなので、実際に使用している売買ルールの数はもっと多いです)

【利益になっている売買ルール】
・新興市場専用の順張り(買い)
・順張り(空売り)
・戻り売り(空売り)

【損している売買ルール】
・特になし

【あまりシグナルが出ていない売買ルール】
・東証一部の順張り(買い)
・逆張り(買い)
・押し目買い
・デイトレ(買い)
・デイトレ(売り)

上記をみていただくとわかりますが、今年はあまりシグナルの出ない売買ルールが多いことに驚きます。
それだけ相場が膠着状態といえるのでしょう。

そのような状況の中でも、大きく損をしている売買ルールがなく、多少なりとも利益になっている売買ルールがあることが成績に表れているのだと思います。

極端に大きな急騰や暴落がないため、基本的な順張り(買い)や逆張りのシグナルが出ないのはわかりますが、意外にも押し目買いやデイトレ系のシグナルも少ないです。
これについては私自身の使用しているものがルールを厳しめに絞り込んでいるせいもあるかもしれません。

私の場合、たくさんシグナルが出るのにあまり利益が出ないのであれば、多少トータルの利益が減ったとしても確実に勝てるときだけにシグナルが出るほうが好きだからです。

利益が出ている売買ルールを見てみると、たまたま大当たり銘柄を引き当てた新興市場専用の順張りを除くと、すべてが空売りだったりします。

デイトレを中心に売買している人は別として、ほとんどの人は買いの売買ルールを中心に組まれていると思いますが、今年に限っては空売りが利益をあげやすい相場になっていることを考えると、買いも売りもバランスよく組み合わせたほうが安定感のある運用ができるのではないかと思います。

具体的な相場を想定すると、今年のような小動き(ボックス相場)のときには「押し目買い」や「戻り売り」のセットが活躍するようにし、ボラティリティ(値動き)の大きい上昇相場や下落相場では「順張り」か「逆張り」のどちらかが活躍するといった具合です。

ただし、言うのは簡単ですが、実際に作るのは簡単ではありません。
とくに空売りの売買ルール(デイトレを除く)は難しい!

空売りの売買ルールを作るポイントについては、また次回以降に書ける範囲内で書かせていただきたいと思います。

今回は私の使用している売買ルールの状況について書かせていただきましたが、これを機会にご自身の売買ルールのバランスを見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

ー斉藤正章

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斉藤 正章

2001年に元手30万円で株式投資を開始。当初は苦戦するも、2003年1月に独自のシステムを開発してから常勝トレーダーとなり、2006年に1億円を達成した後も安定した運用を続ける。勝率80%の逆張りシステムを中心に数種類のシステムを使い分ける。