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From;斉藤正章
東京の自宅より、、、
今月の上旬から少々風邪をこじらせてしまい、体調がいまいちのまま月末を迎えてしまいました。
たいして熱が出たわけでもないのですが、今の風邪はしつこいので皆さまも体調には十分にお気をつけくださいませ。
さて、今月のトレードは可もなく不可もなくといったところで、特段に書くことが思いつかないため、今日はシステムトレードとは直接関係ないのですが、「本当にあった怖い話」をお聞かせすることにしましょう。
怖い話といっても、この世に実在しない幽霊などの霊的な話ではなく、お金にまつわる怖い話です。(一応、投資教育を目的とするメルマガということで・・・)
昔々(といっても1995年くらい?)、東京都の中野区に住む、とある6人家族の一家が、自分たちの自宅を売却することにしました。売却の理由は家が狭いからです。
それもそのはず。この家族の家はわずか14坪の土地に建った2階建ての家に6人という大人数で住んでいたのです。
地方に住んでいる方は驚かれるかもしれませんが、東京の都心部に近いところでは、20坪以下の土地いっぱいに2~3階建ての家を建てて住むというのが平均的な家庭です。
なぜなら、土地の価格が非常に高いため、たとえ平均以上の年収の家庭でも、大きな面積の土地を買うだけの余裕がないからです。
この一家が住む中野区についても、場所が人口密度日本一を池袋と競っている中野駅の近くということもあり、土地の値段は200万円/坪を超える隠れ一等地です。(街の雰囲気はかなり庶民的なのですが・・・)
そのため、この家族が売却したときには、わずか14坪に建ったボロボロの古家が4000万円で売れました。つまり、この時点でこの一家には、帳簿上では少なくとも4000万円の資産があったことになります。
その後、この一家は都内をわずかに出た場所に、新たに2500万円で家を購入しました。
さらに500万円かけてリフォームを行ったため、実質的には3000万円の家を購入したのと同じです。
場所が都心から少し離れたとはいえ、以前よりも家はかなり広くなり、その一家はしばらく快適な生活を送ったことでしょう。
しかし、しばらくすると、孫たちが次々と成人して各々の家庭を持つこととなり、一人また一人と自宅を出て行き、さらに一家の主が高齢で亡くなったため、最後にこの家に残ったのは(主の立場からみると)娘と一番下の孫(男)の2人だけでした。
さて、当初は「狭いから」引っ越したはずなのですが、今度は2人で暮らすにはいささか「広すぎる」かもしれません。もちろん、広いにこしたことはないのですが、都心から少し離れたため、車の運転ができない60代の娘(主婦)にとっては買い物などが不便なこともあり、この際、自宅を売却してもう少し都心に近い賃貸住宅に住もうということになりました。
母子家庭でほとんど収入がなかったため、生活費が底を尽きかけていたことも理由のひとつだったのかもしれません。
そこで、自宅を売却の査定に出したところ、妥当な売値は700万円程度とのことでした。
実質的に3000万円で購入した住宅が700万円にしかならないというのは娘にはショックだったようですが、結果的には仕方なくその価格で売却しました。
その後はどうなったかというと・・・
当然、賃貸住宅には家賃が発生するため、残った700万円やその他は生活費等に消えていき、現在は家どころか貯金もほとんどありません。おそらく、今後はもうすぐ訪れる年金だけを頼りにして細々と暮らしていく生活が待っているのでしょう。
物語は以上ですが、最初に述べたとおり、この話は実際にある一家で起こった正真正銘の実話です。(ただし、若干のアレンジは加えてありますが)
4000万円がわずか十数年のうちにどこかに消えてしまったという、世にも恐ろしい話ということで書かせていただきました。
今回、皆さんに考えていただきたいのは、もともとこの一家が保有していた4000万円は、一体何が原因でどのように消えていったかということです。
また、この4000万円はいったいどのようにしていたら失わずに済んだ(あるいは増やせた)のでしょうか。
答えはひとつではないと思いますが、できるだけ「現実的な範囲」の答えを期待しています。
(といっても、とくに回答を送っていただかなくても結構ですので、心の中で答えを出してください)「4000万円元手にして株のトレードで増やす」とかはダメですよ(笑)
さて、皆さんならこの状況をどう切り抜けたでしょうか。
この答えは次回に持ち越しとさせていただきたいと思います。
PS:
先月のメルマガで予告した「神宮外苑24時間走」を走ってまいりました。
・・・が、結果は惨敗です(汗)
惨敗というよりも、冒頭でも書きましたが、本番の2日前くらいからタイミング悪く(良く?)風邪をひいてしまったため、じつのところ、当日まで参加を取りやめて棄権するつもりでした。
しかし、せっかく年に1回しか味わえないイベントなので、とりあえず参加だけしてみて、どうしても具合が悪ければ途中で切り上げればいいと思いなおし、頑張って会場までは行くことにしました。
会場に到着した時点では、思ったほど具合が悪くなかったので、これならもしかしたら100Kmくらいは走れるかもしれないと思っていました・・・・・・が甘かったです。
100Kmどころか、走り始めてすぐ(15Kmくらい?)に体調が悪くなり、すぐに走れなくなりました。普段は練習でも60Kmくらいの距離は頻繁に走っているにもかかわらずです。(まあ、この数ヶ月は練習不足でしたが・・・)
しかし、この大会は正真正銘、陸連もJUAも公認する公式なウルトラマラソンの大会です。
そして、ウルトラマラソンの定義は「42.195Kmよりも長いマラソン」という決まりがあります。つまり、42.195Kmに到達できなければ記録が公認されず、永久に「棄権」という記録が残ってしまうことになります。逆にいえば、42.195Km以上を走ることができれば記録が公認されるということでもあります。
「棄権」という記録が残るのは絶対に嫌です!
そのため、すぐに棄権したいのを堪えて、なんとか42.195Kmを走ってから家に帰るという「目標」を設定しました。一旦目標を設定すればあとはその目標に向かって淡々と進んでいくだけです。
何を目指すのか目標のない時点では、なかなか続けることができないものですが、「どこまでは必ずやる」という目標を設定することで、それをモチベーションにして何とかなってしまったりするのは、案外トレードでも同じことです。(またまた無理やりこじつけです)
私の場合も、「42.195Kmまでは必ず走る!」という目標を設定したおかげで、なんとか記録の公認される42.195Km以上は走ることができました。(本当はものすごく体調が悪くて何度も帰ろうと思ったのは秘密です)
ちなみに42.195Kmを超えたときには自分の距離を確認できず、2Km近く余分に走ってしまいました。記録上は得したはずなのですが、そのときは体調が悪かったので、ものすごく損した気分でした・・・
160Km走ったら半分引退する予定だったのですが、今年はわずかフルマラソンをわずかに超えただけの距離で惨敗でしたので、引退はまだまだ先のことになりそうです。
■追伸.1
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