7月の新規上場(IPO)戦略は?【JACK】



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6月のIPOは、イーディーピーがバブルを思わせる強い初値からの一段階の展開も
あり盛り上がりましたが、この7月は株価指数に連動する上場投資信託(ETF)が
分配金を支払うために売却する必要があるため株式の需給が緩みやすいことから、
この流れが継続するかは微妙なところであります。

 

ブックビルディングにおいては、7月も数は少ないですが、4社の上場が予定されている
ことからJACK流に分析やら初値予想をしていきたいと思います。

 

7月8日上場のINTLOOPにおいては業績もよく、日程的にも初値にはプラスに
働く感がありますが、やや規模も大きく、値がさ、かつ主幹事の手腕を鑑みて、
全国の委託販売団の申込社数は、辛うじて60社ということもあり、初値は公募価格から
数パーセントの上振れが限界ではないかと予想しております。

 

次に7月28日上場のunerryは今期の業績予想が非開示なのが私自身も
評価を落とすところでありますが、吸収金額が小さく、ビジネスモデル的には
旬な分野であることから、公募割れは考え難く、公募価格の2倍あたりが目安になろうかと思っております。

 

個人的には、主幹事からはリスクを持ってブックビルディングをしたイーディーピーを
自分は貰っていることから、連続当選も鑑み、そもそも主幹事としてのシェアの90%の
421,200株から全国の支店数で割り返せば、自身への配分は難しいと思っておりますから、セカンダリー狙いを視野に入れております。

 

続いて、同じく7月28日上場のHOUSEIになりますが、こちらは大口顧客の存在が
注目されておりますが、機関投資家に代わって不思議な買い圧力も十分に考えられる
ことから、個人的にはこちらも想定価格が420円といこうこともあり、初値は倍増が
狙えるではないかと予想しております。

 

そして、最後は7月29日上場のエアークローゼットになります。こちらは業種やら形態の
評価が割れるところであり、個人的には自分があまり使わない月額制ファッションレンタル
サービスということでそれほど上場時に注目やら機関投資家等の買い手もないのでのでは
ないかと思うところから、初値はそれほど高くないのではないかと予想しております。

 

以上のように結論から言えば、INTLOOPを除く、3社においては、ブックビルディングは
積極的に参加
をし、セカンダリーにおいては、無理をせず、まずは恒例のストップ高手前の
逆指値注文
、そして、リスクを少し取りながら、市場コンセンサスより低い初値が付いた場合
は、買いを入れようと考えているところであります。

いずれにしろ、夏休みモードに入る7月になりますが、IPOに限らず、少ないチャンスをいかせればと思っております。

 

ーJACK

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JACK

現役トレーダー。IPO投資や不動産投資を得意とする現役トレーダー。独自の視点による投資判断や、確実に獲得できる利益を見逃さない姿勢は、システムトレーダーも必見。