遂に10月から国内株の取引手数料無料化がスタート!【夢幻】



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夢幻です。

遂に来月10月から国内株式における取引手数料の無料化が本格的にスタートします。

証券会社各社の中で、一番早く動きを起こしたのがSBIグループ傘下のSBI証券で2019年にネット取引の手数料無料化を目指すと宣言し、各種条件付きでの取引手数料無料化をすすめてきました。

上の画像はSBI証券の既存のサービスプログラムの一覧です。

・日計り(一日)信用取引・・・信用取引手数料無料&金利無料
・大口優遇プログラム・・・条件を満たすと信用取引手数料無料&金利優遇

など馴染みのプログラムが確認出来ると思います。

来年1月から新NISAがスタートすることから、口座獲得競争も佳境となっていることもあり、いよいよ来月からネット証券の2強であるSBI証券と楽天証券が取引手数料無料をスタートさせるといった状況です。

そこで今回は、我々ユーザーにどんなメリットがあるのか、今の手数料体系から何が変わるのか、必要な手続きや注意点などをまとめ予習していきたいと思います。

まず、SBI証券は既存のサービスプログラム(上の画像の左項目)に
「ゼロ革命」という新しいサービスプログラムが追加されるという形になります。

そして、このプログラムは既存のサービスプログラムの上位に位置するプログラムと考えて良いと思います。

したがって、すべてのユーザーは「ゼロ革命」の対象者か否かが判定される事になります。

新サービスの「ゼロ革命」も条件付きで適用となりますが、その条件は

”各種の取引報告書や交付書面の受け取り方法をすべて「電子交付」にする事”

です。

つまり、電子交付にさえしてしまえば、誰でもすぐに「ゼロ革命」の恩恵を受ける事が可能です。

そして、この「ゼロ革命」は

”既存のすべてのサービスプログラム(主に取引手数料無料)の【上位互換】のサービス”

となり、国内株式の取引手数料がすべて無料となります。

上の表を見てください。

左が既存のサービスプログラムでこれらは今までどおり残りますが、「ゼロ革命」の条件を満たせば、個別の手数料は無料となっているため、ほぼ不要になります。

なお、SBI証券にはアクティブプランとスタンダードプランという2つの手数料のプランがありますが、どちらのプランでも「ゼロ革命」は適用出来ます。

以下、メリットや注意点などをまとめます。

・信用取引手数料だけでなく現物取引も無料になる。

一番大きい変更が現物取引も無料になる事です。また、PTS取引は今までナイトタイムは無料でしたが、デイタイムも当然無料になります。

・信用取引の別途諸経費(金利および貸し株料等)は今までどおりかかる

「ゼロ革命」は取引の手数料は無料ですが、その他の諸経費は今まで通りかかります。

また、一日信用(日計り信用)を持ちこしてしまった場合の強制決済の手数料も今までどおりかかるので注意してください。
これは、コールセンター手数料が適用されるためで、「ゼロ革命」はネット取引のみ対象なのでコールセンター経由の取引手数料は無料になりません。

・一日信用は今まで通り一定のメリットが残る。

「ゼロ革命」は金利は無料にならないため、一日信用は金利を無料に出来るというメリットは残ります。

・大口優遇プログラムは金利のメリットが残る。

大口優遇プログラムの信用取引の手数料無料は無意味となりますが、金利優遇のメリットは残ります。

・取引手数料無料は国内株式のみで外国株やデリバティブ取引などは手数料無料の対象外

無料となるのは国内の株式の売買が対象です。なお、単元未満株の手数料も無料となるようです。

・正式スタートは9月30日(土)の発注分から

スタートが土曜日の発注分からになります。つまり、事実上は10月2日(月)の取引から取引手数料無料がスタートする事になりますが、月曜の発注分を9月29日(金)の夜に行った場合、「ゼロ革命」の開始前の注文受付となり、取引手数料無料の対象外となる可能性があるので、注意してください。

次回は、楽天証券の取引手数料無料について解説したいと思います。

では次回もお楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。