間違うと永久に資金が失われる?暗号通貨のアドレスの恐怖



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夢幻です。

今回は前回の続きで仮想通貨(ビットコイン)を換金するお話です。

おさらいすると、マイニング仲介企業であるNiceHashにあるビットコイン(約0.11BTC)を日本円に換金したい。

そして、私の日本の銀行口座(三菱UFJ銀行)に入金する、までがゴールです。

ここで課題を整理すると、

・どこでビットコイン→日本円に換金・交換するのか
・どうやって送金するか

の2点となります。

何故なら、Nicehashから日本の銀行へは直接送金できませんし、

NicehashでもUFJでもBTCを日本円に交換する事が出来ません。

ここで出てくるのが暗号通貨のサービスを行っている日本の企業です。

私は、以下の口座を開設しました。

・bitflyer
・コインチェック
・GMOビットコイン
・DMMビットコイン

どの業者もBTCの受け渡しが出来る口座を作ることが出来、日本の銀行口座への送金サービスもあります。

というわけで、私は保有しているNicehashのビットコインを4つに分け、各業者の自分の口座に送金する事にしました。

資金の流れはこんな感じです。

[NiceHash]→[日本の暗号通貨業者]→[自分の銀行口座]

ここで使うのが、送金・預入につかう仮想通貨の”アドレス”です。

これは、日本の銀行口座で言うところの、”口座情報”にあたります。

口座情報は日本の銀行では、、支店名(番号)・口座番号・名前、のセットになっていると思いますが、暗号通貨では、26~35 文字の英数字で構成される文字列になっています。

例えば、

お客様用ビットコインアドレス

3D4a3q8oxnkMenGvc531d8kpMaT2Q6YZM2
   ↑
ビットコインを当社で受け取りたい場合は上のアドレスに送金してね!

こんな感じで表示されますから、私は4つの暗号通貨業者の各口座ごとに割り当てられたアドレスをメモします。

そして、NiceHashの私のアカウントで4業者分の送金先のアドレスを登録しました。

初回の登録後は24時間立たないと使えるようにならないので、1日待つことになります。

無事に送金先のアドレスの登録手続きが終り、いよいよNicehashから日本の業者へ送金手続きをしようとしたのですが、とても怖いのは”送金先のアドレス”が自分のアドレスかを確認する手段はおそらくないという事です。

日本の銀行であれば、送金先の口座番号を入力すれば、受け取り主の口座情報が分かるので間違う事はないと思いますが、そういったものは表示されません。

その上、ビットコインの送金時に

・このアドレスが正しくないか存在しない場合、この資金(ビットコイン)は永久に失われる可能性があることを理解しています

という恐怖の確認メッセージが表示され、これに同意をしないと送金が出来ません(;^_^A
出来れば、初回は少額の送金をして口座の送金先アドレスが正しいかを確認する事が望ましいです。

さて、実際に送金すると、コインチェック、GMOコインは数十分の後に着金しそれぞれの仮想通貨口座にビットコインが入金されました。

場合によっては、着金の時に仮想通貨の送金元や、所有者、用途などの情報を入力な場合があります。日本の業者ではこの辺り、チェックも厳しくなっているようです。

続いてDMMビットコインでは、直接入金はされず、”入金元ウォレットのアドレス”を入力するように、とのお知らせが来ていました。

これはNicehashの送金元のウォレットを入力しなければなりませんが、Nicehashのページが英語のため結局よくわかりませんでした・・・(-_-;)

DMMビットコインの画面を辿っていたら、”入金元ウォレットのアドレス”が表示されて、「このアドレスであっているか」と聞かれたので、そのまま登録したら無事入金されました。

ラストはbitflyerですが、1週間経っても着金されず焦ります。

しかし、入金予定のビットコインは事前に表示されており、ステータスは”承認待ち”となっており、どうやらアドレスを間違ったわけではなさそうです。

1週間経って、お知らせが来ていて、着金予定の資金の用途等の質問に答えるようお知らせが来ていましたが、実は送金直後にも来ていました。

どうやら、送金直後に来たお知らせに気づかずに資金の用途についての回答をしなかったため、1週間後に再度、追加のお知らせが来ていたようです。

bitflyerはお知らせメッセージが分かりにくくて気づきませんでした。

右往左往しつつ、何とか4つの口座に分散してビットコインを入金する事が出来ました。

ここであることに気づきます。

ビットコインを日本円に換金する際に、実は1つの口座で出来ない事があったのです。

長くなったので、次回へつづく・・・

では次回もお楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。