買ってニャン



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

「は〜い、秋山さん、もう少し近づいてもらえます?」

「う〜〜〜〜〜ん(汗)」
(いや〜、なんでこんなもんに巻き込まれてしまってるんだ・・・)

「は〜い、じゃ〜今度は、手で思いっきりバツ印してくれます?」

「あ、、、はい・・・。」
(いや〜〜〜、ホントなんで絡まれたんだ・・・)

「は〜い、じゃ〜、最後は仲良しポーズ♫」

「え、、、はい・・・。」

 

あれは、7月下旬でした。
私は、とあるセミナーに参加していました。

ただ、そのセミナーははじめから行けた訳ではなく
午前中は別件があったので、永田町界隈を歩いてしました。

その日は、ちょうど暑い日で
いったい何度あったのでしょう・・・

35度以上はあったのではないでしょうか。

そんな中、アスファルト地獄の永田町で
私はスーツにネクタイと、凄まじい暑さの中で
人とあったり、話を聞いたりしていました。

 

そして、その永田町から、セミナー会場である
東京駅付近に地下鉄で移動し
その地下鉄の冷房が、その日はじめて体を冷やせる時間でした。

数年前まで、スーツを着た営業マンであった私は、
このような状況になれてはいるのですが、
さすがに、この暑さには耐えきれず、汗が止まらない状況でした。

もしくは、宇都宮の気温に慣れ過ぎで
東京の気温に耐えられなくなってしまったのでしょうか。。。

2年前まで東京都民だったのに。。。

 

そんなことを地下鉄で考えているうちに、
いつ間にか、大手町に到着。

到着のアナウンスと同時に
私は、急いで電車を降りました。

セミナー会場は、東京駅近く、
私は大手町で降りて、地下通路を早足で歩き、会場に向かいました。

大手町から東京駅付近は
地下通路でつながってはいるのですが、
5~10分くらいの距離があります。

階段を上ったり、エスカレーターに乗ったり、
真っ直ぐな通路を歩いたりと、案外時間がかかるのです。

そして、つにに会場のある建物に到着し、
エレベーターを待つこと数十秒・・・

私はエレベーターの8階のボタンを押し、
会場に一目差に向かいました。

 

そして、途中参加ということもあり、
そーっとドアを開けると・・・

 

何と、、、

そこにメイド姿をした女性がいました。

「・・・」

 

彼女の年齢は34歳・・・
セミナー主催会社の社員・・・
私もよく知っている人でした・・・

だから余計に

「・・・」

 

どうやら、あとで聞いたのですが

キャラクターが良いせいか、
会社のちょっとした企画で、そんな格好をさせらていたようなのです。

 

ただ、暑さの中から解放されて
やっと、落ち着いてきた私の目の前に、

「メイド姿の女性」

全く意味が分かりません。。。

 

しかも、私は人生初の熱中症のような状態に陥ってしまい
そんな目の前に

「メイド姿の女性」

全く意味が分かりません。。。

 

だって、メイド喫茶に行ったわけじゃありませんからね。
私が行ったのは、セミナーです。

なのに・・・

「メイド姿の女性」

全く意味が分かりません。

 

しかも・・・

「買ってニャン」

というアホなひと言・・・

全く意味が分かりません。

 

しかも、しかも・・・

なぜか、そこにいた関係者は、
私の到着を待っていたらしく、
私が到着すや否や

「あっ、きましたね〜♫秋山さん!
やっぱ、この企画は秋山さんなしでは成り立たないですよ〜」

と不気味とも言える笑いをしていました。

 

熱中症ぎみで、ふらふらしていた私は
とにかく、ことの状況の判断ができず、

 

言われるがままに・・・
なぜか写真撮影・・・。

ホント、意味が分かりません。

 

しかも、隣にいる女性は、
最初は嫌がっていたらしいのですが、

だんだん、気持ちが乗ってきたらしく
完全に「メイド」になりきっていたようなのです。

 

だから、私にいきなり

「買ってニャン」

というアホなひと言を言ったようなのです。

 

とま~、私がいかにもメイド好きのような話になってしまいましたが、
これ決して、メイドカフェ?喫茶?でしたっけ?
そういうところで起きたわけではありません。

本当にセミナー会場で起きた話なのです。。。

 

さてさて、この話ですが、
私は、何も「メイド」姿の女性がいて意味不明だったという話をしたいわけではありません。

 

実は、、、
この女性の行動には、一つ面白いことがあるのです。

 

しかも、、、
これ、私が頻繁に人に言っている

「脳みそにインストールすれば?」

ということに関連するのです。

 

聞くところによると・・・
この女性は、さすがに会社の企画とはいえ、
メイド姿になるのは嫌がっていたようです。

でも、その姿になると、
徐々にメイドの気持ちになり、
最終的には、「買ってニャン」という始末・・・
完全に、メイドになりきっていました(汗)

それで、これの何が面白いからですが・・・

それは、彼女はメイド姿になることによって、
「メイドが脳にインストール」されてしまったということなのです。

 

そして、実はこれ・・・けっこう私が使うワザなのです。

あっ、勘違いしないで下さい!
私がメイドになるわけじゃないですからね(笑)

 

よく「格好から入るタイプ」とか言いますが、
それと一緒で、自分の憧れている人や、目指す人の

・行動
・言動
・思考
・持ち物

などなど、そんなふうにすると、いつの間にか
その憧れの人や目指している人の脳が、自分にインストールされるのです。

 

分かりやすいところで言うと、
永ちゃんファンがそうでしょうね(笑)
あとは、長渕剛ファンもそうでしょう(笑)

やはり、格好や言動などを真似すると、
いつの間にか、その人になってしまうのです。

 

で。。。

ここからが重要です。

 

このままでは、ただの真似事です。

ですが、、、
よく考えてみると、これは目指すべき人の技などを習得できるチャンスでもあるのです。

例えば、あなたであれば、
目指すトレーダーがいるでしょう。

そうしたら、その人の本を読んだり、セミナーに参加してみてください。
そして、徹底的に、永ちゃんファンのように真似してみてください。

すると、どこかのタイミングで
彼らが、どういうとき、どのように考えるかなど
そういったことが見えてきます。

そうです、
そしたらチャンスです。

そうなってしまえば、あなたのものです。

つまり、真似事から一気に、人の技を盗むことができるのです。

 

だから私は、後輩などから私の技などが学びたいなどと言われると、
「私の頭の中を、自分の頭の中にインストールすれば、ほぼ確実に学べる」と言います。

 

これ、あれですよね。
歴史の本を読んで、先人の知恵を学ぶのと同じです。

何度も何度も読めば、いつしか先人の知恵が自分の中に入り、
ふとした瞬間に、その先人の知恵が使えるようになるのです。

だいぶ話を省略した部分もありますが、
何となく伝わりますか?

 

話をまとめると、
人の真似をするときは、表面の真似ではなく、
その人の脳を自分にインストールするくらい真似すると、
すご~くあなたの力になりますよということです。

 

これ案外役に立ちますので、ぜひやってみてください。

しかも、トレーダーの本は多いので、
本を読むだけで、そのトレーダーの脳はインストールしやすいですからね。

なまえ

 

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。