大塚家具のお家騒動・・・



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

いま話題性抜群ですよね、

大塚家具のお家騒動・・・

 

不謹慎と言われるかもしれませんが、
ま~、人のお家騒動ほど面白いものはありません。

大塚家具のような上場企業ではありませんが、
私も実家の会社で似た経験をした身としては、
いったいどのように収まるのか見どころです。

ただ、きっと上場企業ですから、
最後は株の論理で決着がつき、
決着がついたはいいが、その後は・・・

となってしまうのでしょうか。

 

ちなみに、、、

私のお家騒動も、
栃木県宇都宮市の小さな会社のわりには
非常に大変でした(笑)

 

これ、人に話すと

「完全に経済ドラマができるね」と言われるくらいですからね。

 

ま~、言うなれば、

かつてのライブドアが、
ニッポン放送を買おうとしたときのような話が、
実際に繰り広げられました。

もちろん、そのミニバージョンですけどね。

 

私の父が、
何の前触れもなく、急死・・・
(あっ、だから急死ですよね?)

急死したこともあり、
会社は大混乱でした。

一応、創業者なんで、社長ですからね。
社長が急死したら、ま~混乱は避けられませんよ。

しかも、創業して30年たってましたし。
従業員も数名いましたしね。

 

で、、、

しかも私は東京で、
父とは全く関係ない仕事をしていました。

 

というのも、
私の父は、私に会社を継がせる意思はなく。。。
(心の中では、継がせるしかないと思っていたようですが・・・)

 

父は、自分の会社の従業員を役員にし、
5年くらいかけて、後継者を育成していたのです。

ただ、なかなか上手くいかず、
よく、私は父から相談を受けていました。

つまり、すぐにでもバトンタッチできる後継者が
不在のまま、父は急死しました。

だから、急死したとたん、
会社がどちらの方向に向いて良いか、
完全に混乱してしまったのです。

 

今日は、どっちに向いてよいか?
明日は、どったに向いてよいか?

明後日は・・・
一週間後は・・・

と。

 

そんな中、起きたのが「会社の乗っ取り計画」でした。

正直、いち地方の小企業が
乗っ取りの対象になるとは思いませんでしたよ(笑)

上場企業ならまだしも、
ほんと、その変にある
ごくごく普通の小さな会社ですから。

 

会社と言っても建物は、
大家さんが、かつて住んでいた民家を
内装業なんで、自分たちで中だけキレイにしただけで、
外から見ると、驚くと思いますよwww

 

ま~、そんなんですから
まったく思わないですよね。

 

ただ。。。
上場企業ではないので、公開はしませんが(笑)

財務状態は「超」完璧とも言える状態でした。

父は無借金経営にこだわり、
建設業は、景気に左右される業界だから、

「今日でも、明日でも即撤退できるように」

という考えのもと経営していました。

 

だから、もっと拡大しようとすれば拡大はできるのですが、
最小人数、最小コストで可能な範囲で事業をしていました。

そんな考えですから、
自然と、財務諸表も完璧といえる状態だったのです。

私も、一応ビジネススクールを出ていますので、
それなりに財務諸表はみてきたつもりです。

でも、、、
こんな教科書みたいなものが本当に存在するのか?

と驚くような内容でした。

 

だからなのか、、、

父が急死して、その父の座を奪えば、
無借金でしたし、お金になると思って、乗っ取ろうとしたのですよね。

この話を続けると、
完全に小説になるので、あとは要点だけ伝えますが。。。

 

私は父の創業した会社を守るため、
一応、株式会社ですので、父と母以外の株主が存在しないか調べ、
定款やそれに付随する書類に「黄金株」がないか調べ、
取締役会の承認の内容を調べ、

と。。。

 

株に関するところを全て守りにいきました。

 

そして、それと同時に企業価値を算出し、
「う~ん、今買うなら最低5億は必要ですかね~」と
半分ウソ、半分本当のウワサを流しました(笑)

あなたは、個人投資家ですので大丈夫でしょうけど、
世の中、けっこう勘違いしている人が多いのですよね。

「会社の価格=資本金」と・・・

実家の会社は、当時株式会社の最低条件であった
1000万円でしたので、乗っ取ろうと考えた人たちは、
1000万円で買えると思っていたらしいのですよね。

 

ということで、

その企業価値の算出が上手くできていなかった時点で、
本当に乗っ取れる可能性は少なかったのですが、
何とか、私の知識と対策で、乗っ取りは防ぐことができました。

ただ、一つ言えることは、
私の父は、「人が欲しい!」と思う魅力的な会社を作ったということです。

最近、聞かれる機会が増えたので、
一部の方にはお話ししていますが、

私は、いわゆる二足のわらじで、
父の会社も継いでやっています。

 

だから、、、

今回の大塚家具の騒動は、規模は全く違いますが、
同じ後継者として、現時点で社長の長女の方が
何を考え、何をするか興味深いのです。

 

私は幸いにも・・・いえ、残念ながら・・・
反発しようにも、反発する相手がいません。

父は、何も残さず、いってしまいましたので、
父が会社で何をしてきたか分かるのは、
人から聞いた情報と、数字で残った財務諸表だけです。

正直、その経営方針が良いか悪いかは分かりません。

 

ですが。。。

一つ言えるのは、乗っ取り騒動があるくらい
魅力的な会社にしたのですから、

私は、そこで何かを変える必要は
全くないと思っています。

例えば、仕事の全てはゼネコンからの下請けですが、
それを中間マージンを抜いて、直に請けたほうがもっといい!

とかは言いません。

そんなこと、父は分かっています。

例えば、内装でも壁紙などのクロスはやっていないので、
もっと稼ぐために、クロスをやったほうがいい!

とかは言いません。

だって、父はクロスを切り離したくらいですから。

例えば、見積もりが高いと有名な会社なのですが、
もっと仕事を取るために安く見積もりしよう!

とかは言いません。

だって、建設業で薄利多売をしても人間が疲労感たっぷりになるだけですから。

だったら、2件分の金額を1件分で請けた方が、
この会社の規模にはちょうど良いです。

これも、父が30年かけて上手い仕組みを作ってくれましたから。

 

しかし、、、

もちろん、私がきて
時代に合わせて変えたところもあります。

物流が10年前と比べてはるかに発達した今に
在庫をたくさん持つのはムダなので、
私が来てから、倉庫は半分に縮小してしまいました。

倉庫の中の配置も、効率を追求したものにし、
メーカーの人から「驚くくらい綺麗」と言われます。

そうすると、メーカーの人は、
「ウチの品物を、ここまで丁寧に。。。ありがとうございます!もっと、安くしときますね!」
となるのですよね。

そう言われると、こっちも悪い気がしませんので、
また綺麗にするので、また安くの循環です。

 

だから、私は後継者として、
結果を残し続けた父に敬意を払い、
大きく変えるということは、何もしていません。

あくまでも、変えるのは小さな変化です。

 

先週のミスターチルドレンの話ではありません。
小さく変化し、いつの間にか大きく進化しているようなイメージです。

でも、大塚家具の場合は、
ニュースを見るまで全く知りませんでしたが、
ずいぶん大きな変化を起こしていたのですね。

それが吉とでるか、凶とでるかは分かりません。

経営者は、勝てば官軍ですし、負ければ賊軍ですかね。

 

ただ、規模は全く違いますが、
同じ後継者として思うのは。。。

成功している父親の財産を
そのまま流用したほうがラクなのにな~と思います。

大塚家具は、新しい顧客層を取り込もうとしているようですが、
新しい顧客層を取り込むのは、既存客にリピートしてもらうよりも
何倍も労力がかかりますからね。

 

私の基本は「ラクして、いかに稼ぐか」なので、
すごいな~っと思いながら、ニュースを見ています。

さて、なが~くなりましたが、
そろそろ話をまとめましょう。

私も去年まで仕方なく後継者の集まりに参加していましたが、
ホント、9割くらいの後継者は

今の大塚家具の騒動のように
親を否定して、違うやり方をやろうとしますよね。

でも、その会社を何だかんだ言って
維持しているのは、その親が色々やったからですよね。

 

だから、否定してもしょうがないのにな~と思います。

「親のやり方は古い!」

とか言いますけど、、、それって古いのではなく
「王道」なだけではないのですかね?

 

だって、売買ルールだってそうですよね。

古い!と言っても
結局、安定的に利益を上げられるのは、

ストラテジー・テンプレート」にのっている「5つの戦略」ですからね。

 

だから、この5つは最強の戦略なんですよね。

斉藤正章さんも、西村も使っているわけですし。

それを「古い!」と言って否定しても、
なかなか、それを超える新しい戦略は、開発できませんよね。

 

あなたは、どう思いますか?

これまでの成功者が、成功するために採用し続けた方法があるのに、

それを否定して、新しいリソースを使って、
新しいものを生み出しすことについて・・・
なまえ

 

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。