退化



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

「退化」

最近、この言葉が特に気になります。

もしくは、

「劣化」

という言葉でしょうか。

 

いずれにしても、

「現状よりマイナス」

になることが最近気になって仕方がないのです。

 

実は、この「退化」ですが、
私が自分に対して気を付けていることの一つです。

また、同時に私の中では、
一番「恐れている」言葉かもしれません。

 

なぜなら・・・

私が気を付けている言葉で、
自分の価値観では、最もマイナスの感覚があるからです。

退化ということは、
それ以前は、進化していたということですよね。
もしくは、現状維持でしょう。

 

また、時を同じくして
成長して、その分野などでは、
先頭集団にいた可能性が高いでしょう。

もしくは、先頭にいなくても、
以前よりも前の集団にいたはずです。

 

でも、それが退化ということは・・・
後方集団に入ってしまうということですよね。

 

ということは、、、

つまり、それは精神的にマイナスというよりも、
現実的に、場合によっては物理的にマイナスになるから
私は恐れているのです。

 

「おごらない」などは、おごっている自分に気が付いたとき、
なぜ、そんなになってしまったのだろう…と後悔で終わりますが、
もう、そこからは悔い改めるように這い上がるしかありません。

でも、退化は、現実的にマイナスですので、
私にとっては、精神的と現実的の両方でダメージがあるので、
どうしても受け入れがたいものなのです。

 

そこで、あなたに聞いていただきたいのは、
私の過去の実体験の話です。

 

今から、もう6年前くらいになるでしょうか・・・

私には、会社で2人の後輩がいました。

 

一人は、、、

すでに、ある分野で知識を習得し、
一問一答形式のような質問であれば、
あらゆることが回答できる存在でした。

そんなこともあり、
人によっては、彼を「先生」と呼びます。

 

一方、もう一人は、、、

その分野で素人です。
はっきり言って知識はありません。

これから知識を習得し、
成長していくところでした。

 

さて、この2人ですが、
半年後、いったいどのようになったでしょうか?

 

通常であれば、

一人は、さらに進化し、
本当の意味で先生と呼ばれる存在になっていたかもしれません。

そして、もう一人は、
ようやく知識を習得し、独り立ちできればよいかなということろでしょう。

 

でも、現実は・・・

 

 

 

半年後、この2人の立場は逆転してしまいました・・・。

 

 

なぜ、そうなったか?

答えは、カンタンですね。
カンの良いあなたであれば、もうお気づきでしょう。

一方は「退化」
一方は「進化」

したからです。

 

ただ、ここで注意しなければならないのが、
「退化」した彼は、実際は退化していないということです。

 

実は・・・

素人の彼が必死に頑張ったことで進化を続け、
一方の彼は、現状維持はしてしたのでしょうけど、

素人だった彼が追い抜き、
結果的に、退化したように見えてしまったのです。

ただし、現実的には、
それまで前に出ていましたが後ろにいってしまったので、
退化に変わりません。

結局、抜かれた彼は、
元々のレベルに安住し、次のレベルを求めなかったのです。

だから、ウサギとカメの話ではありませんが、
あの話のように、ウサギは、カメに抜かれてしまいました。

 

と、できすぎた話に見えるかもしれませんが、
これは、実際に私が目にした話です。

ただ、これってよくよく考えると、
色々な場所で起きていることなんですよね。

 

ほんと、進化しているときこそ、
退化のことを考えないと、
こうなってしまうものです。

だから、私はこの「退化」というのが
恐ろしさを感じるのです。

 

また、一方で、進化を実感するときほど、
将来、退化がないか非常に怖くなるのです。

 

だから、実際・・・
私自身が「退化」を恐れているというのも事実です。

 

詳細はお話しできませんが、

今年度までは、
私は、おそらく過去最高の成績が残せるでしょう。

それは自負しています。

 

ですが、、、
次年度以降は、おそらくそれを望めません。

昨年度は、残り半年になる前から
次年度の将来像が描けましたが、

今年度は、次年度の将来像が描けません。

 

ということは、
今年度は進化し続けたが、これがピークで、
ここから退化する可能性があるのです。

 

できれば現状維持で、どうにかしたいですが、
現状維持は非常に大変です。

やはり、周囲は一生懸命前に進んでいますので、
現状維持しようとしたら、それなりに前に進まなければ
おいていかれてしまいます。

 

だから、見てください、
彼ら2人の結果を・・・

結果的に退化してしまった彼は、
本人は現状維持していたつもりでしょうけど、

それは、「絶対評価」で見たときであって、
「相対評価」で見ると、退化になってしまいました。

結局、世の中のほとんどというより、
何らかの競争がある世界では、
ある程度のレベルを超えると「相対評価」に変わると思います。

 

そうなると、
周囲が進化し続けるのですから、
それと同じスピードで進化しなければ、
進化はもとより現状維持すらできません。

おそらく、これが競争がある世界の
原理原則なのでしょう。

 

そういった意味では、
最近、気になるお問い合わせがあります。

「ようやく利益を上げられる売買ルールが完成しました。
ここからは、これだけでやっていくので、もう大丈夫です。」

というものです。

 

これは、決してそのままの言葉ではありませんが、
ここ最近、偶然このようなお問い合わせを目にする機会が増えました。

 

そのとき、私はいつも思うのです。

「その状況をいつまで維持できるかな~」と。

 

例えば、斉藤正章さん。

斉藤さんは、トップを走り続ける
現役システムトレーダーでありながら、
進化を止めることはありません。

しかも、彼はノウハウを作り出し、
人に教える立場ですので、新しいことを学ぶというより、
日々、新しい発見をすべく探求し続けています。

だから、結果的に
誰も追い付かない、唯一無二のシステムトレーダーなのでしょう。

そして、成績も10年以上安定して利益を上げています。

 

これだけ、株式市場など
周囲の環境は変化しているのに、
常にその変化より先に進み、変化に対応し続けているのです。

ただ、これは稀な例でしょう。

通常であれば、自分で発見するよりも、
斉藤正章さんのような人から学ぶのが一番ですので、
様々なノウハウを学びます。

そして、利益を上げられる売買ルールを作成します。

 

ただ、ここからが分かれ道なのですが、

人によっては、そこからさらに上を目指し、
人によっては、そこで満足してしまいます。

 

そうなると・・・

長期的視点でみたとき、
大きな差が出てしまう可能性が高いものです。

もちろん、システムトレードで利益を上げるためには、
システムトレードの勉強だけをすればよいのではないでしょう。

ヒントは、世の中にたくさんあるので、
全く株式投資と関係ないことからヒントを得ることもあるでしょう。

 

でも・・・

株式投資にかぎらず、そのような学びを止めてしまったとき、
人間は、現状維持することも難しくなってしまいます。

その理屈は、先ほどお話ししたので
もうお分かりでしょう。

なんにしても、「現状に満足」してしまうと、
その後、退化する可能性は、一気に高まるのではないかと
私は思っているのです。

実際、そのような光景も目にしていますし、
スポーツ選手は、まさにそうですよね。

トップアスリートほど、現状維持が大変で、
進化し続けないと、レベルが一気に落ちてしまいますからね。

 

だから、私が思うのは、

売買ルールが完成して、利益を上げられるようになって、
そこで、いったんシステムトレードの学びを止めてしまうことは良いかもしれません。

しかし・・・

必ず、そこで継続したほうが良いと思うのが、
「学び続けるクセ」です。

もちろん、そのクセが、システムトレードそのものであれば最高でしょうし、
違った分野でも幅が広がるので良いと思います。

それこそ、あなた自身が人間的に成長し続ければ、
売買ルールを使うあなたが成長していますので、
売買ルールも成長するかもしれません。

これは「在り方(人間)」「やり方(道具)」の話ですので、
ここで話しきれませんが、

 

いずれにしても、
あなた自身が成長し続けないと、
売買ルールも退化の道をたどることがあるかもしれないということです。

もちろん、私たちのもとで学んだ方は、
歴史は繰り返すという前提条件の下、
崩れにくい売買ルールを持っているので、そのまで大きな心配はありません。

 

でも、、、

もし、将来「あれっ?」と思うことがあったら、
ぜひ、私の話を思い出していただければと思います。

もしかすると、自分では現状維持しているつもりが、
退化になっているかもしれませんよ・・・

なまえ

 

 

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。