「ファンタジスタ」・・・ではない



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

ま~、イタリアってすごいですね。

ほんと、笑ってしまうくらい・・・

と言ったら失礼かもしれませんが(笑)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160205-00010004-soccermzw-socc
(『ベンチ要員からリーダーへ 「本田の活躍でミランはCLの夢を取り戻した」と伊メディア絶賛
(Soccer Magazine ZONE web) – Yahoo!ニュース』より引用)

 

あれだけ、けちょんけちょんに
言われていたにも関わらず・・・

今、サッカーの本田選手が、
イタリアでグングン評価を上げています。

 

今年に入り、ようやく
本田選手は、ミラン10番として
誰もが認める活躍をはじめましたね。

 

いや~、うれしいものです。

おそらく、、、
過去に団体スポーツ経験があって、
どんなレベルでも良いので、
トップ争いをしたことがある人であれば、
きっと共感していただけると思いますが、

団体スポーツって、
良くなる前に、すご~~く耐える期間があるのですよね。

 

例えば、あのときもそうでしたよね。
南アフリカで開催されたサッカーのワールドカップ。

あのときも、岡ちゃんこと岡田監督や
選手がバガスカ叩かれていましたよね。

私は、その光景を見て、

「照準をワールドカップに合わせているのだから
黙って応援きないのかな~」

と思っていました。

私自身ほんと、このあたりは痛いほど経験しましたが、
それなりの結果を残すチームというのは、
本番直前まで、案外うまくいかないものなんですよね。

それが、面白いのですが、
徐々にみんなの何かが変わるのか
まとまり始めて、最終的に結果を残すのですよね。

今回、本田選手については、
個人なので、それに当てはまるか分かりませんが、
本来の姿を取り戻したようで、うれしい限りです。

 

さて。。。

その本田選手ですが、
彼に関して、とある興味深い書き込みを
インターネットで見つけました。

 

それは・・・

『彼は、世界一サッカーが上手いわけではない。
彼は、世界一意思の強い選手だと思う。』

というものでした。

 

もう、すでに書き込みに埋もれてしまったので、
見つかれらませんが、こんな風なことが書かれていました。

私は、これを読んだとき、
「上手いこと書くな~」と思ったのです。

 

なぜなら、、、
本田選手は、自分が「サッカーが上手い」とは思っていない
というニュアンスのことを、よく言っているからです。

ん?、なぜ、「なぜなら」の理由がこれか
よくわからないですよね。

続きを聞いてください。

 

本田選手は、たしかガンバ大阪のジュニアにいたのですが、
体格に恵まれず、ユースに上がれなかったのですよね。

ちなみに、私の大学時代の同級生に、
鹿島アントラーズユース出身で、
体格に恵まれないために、トップチームに上がれなかった友人がいました。

その友人も、決して体格に恵まれた感じではありませんでしたが、
それを考えると、本田選手は、どれだけ恵まれなかったのだろうと思います。

さて、そんな本田選手ですが、
とにかく、体格面が理由でユースに上がれなかったのが
非常に悔しかったらしく、高校時代は、徹底的にそれを補うべく
体をいじめ抜いたらしいですね。

一説によると、そのときの体力が
今の基礎になっているとか?ないとか?・・・

 

で、ここからが重要なのですが、

彼は、そのころから、

「自分は『こういうタイプではない』」というのをしっかりと把握していたようです。

 

例えば、彼の無回転ボールのフリーキックは、
代名詞となり、驚異の一つです。

野球でいうナックルボールになりますので、
キーパーが読めず、素晴らしい武器です。

でも、彼はそういうフリーキックは得意ですが、
いわゆる「ファンタジスタ」系のことはしないのですよね。

例えば、日本の選手で言えば
「中村俊輔」選手のような、グーンと方向を変えるようなものです。

で、これはフリーキックに限らず、
ドリブルもそうです。

キングカズこと、三浦知良選手も自分で言っていましたが、

「自分はスピードはない。キレで抜いていくタイプ。」

とよく公言していました。

本田選手も同じように、

「自分はスピードはない。抜いていくようなタイプでもない。」

と公言しています。

 

ということで、
彼のその言葉を鵜呑みにして、彼のサッカーを見てみると、

「普通のプレー」

ばかりなんですよね。

ただ、素晴らしいのが

「強靭な体を使った普通のプレー」

だいうことです。

 

それこそ、視界を広げるために目頭を切開したという噂が流れるほど
彼はストイックです。

そして、ユースに上がれなかったほどだったのに、
彼は、いま鋼のような体をもっています。

ただ、フィジカル面は、
鍛えればどうにかなったのでしょうけど、
テクニック面は、やはり天性のものが必要だったのでしょう。

だから、彼には決して「ファンタジスタ」という名前はつかず、
「皇帝」とか、「王様」とか、そういった形容をされますよね。

 

だから、そう考えると、
なぜ、彼がアジア人初のミランの10番を付けているか不思議ですよね。

10番と言えば、ファンタジスタですから。

 

でも、本田選手は、自分は

「自分はスピードはない。」
「抜いていくようなタイプでもない。」
「ファンタジスタではない。」

というように、「○○ではない」をしっかりと受け入れ、
さらには、「自分はサッカーが上手いとは思わない」と思い、
自分は鍛えるしかないと思って、日々意思強くトレーニングしているのでしょう。

 

一時期、本田選手の作文がテレビCMで使われ話題になりましたが、
あのころから強い意志をもっていたのですよね。

あと、これはウソか本当か分かりませんが、
高校時代のトレーニング中

「ワールドカップで、絶対優勝する~~~~~~~~!」

と叫びながら猛ダッシュを繰り返していたと聞きます。

 

なんだか、こうやってみると、彼は、

——————————————

「自分は上手い選手でない」ということを受け入れる

だから「必死にトレーニング」する

そして、ビックマウスともいえる
「大きな目標を公言することで、さらに自分を追い込み、
口だけと言われないように、努力し続ける」

それで何かを得ても、
また「自分は上手い選手でない」ということを受け入れる

——————————————

というサイクルを回しているように見えます。

 

先ほど、普通のプレーと言いましたが、
どう考えても、彼のプレーは素晴らしいですよね。

でも、もしかすると、彼のプレーは普通の人が努力すればたどり着ける
極限の状態なのかもしれません。

だから、きっと彼は、
普通の人でも、努力すれば、ここまでなれるんだ
ということを行動で示しているのでしょう。

 

でも、すごいのが

「自分は上手い選手でない」ということを受け入れる

ですよね。

これを受け入れられるからこそ、高い意志を持ち
今の彼の結果があるのでしょう。

 

ちなみに、斉藤正章さんも
この自分を受け入れることは、気持ち良いほどしています。

斉藤正章さんは、よくこう言っています。

「私にはシステムトレードしかないですから。
ファンダメンタルズなどやりましたが、全く才能がありません。

もちろん、システムトレードも才能があるというわけではなく、
たまたま自分の得意分野で勝負したら上手くいって、
こういうことを探求するのが好きで、それがそのまま今になっているだけです。」

あと、これもよく言っていますね。

「私は、逆張り戦略が得意です。
他は、逆張りに比べると得意ではないので、
あくまでもメインは逆張りです。」

 

というように、斉藤正章さんも、

○自分はファンダメンタルズ投資など、他の投資法は向かない
○逆張り戦略が得意で、他の戦略はメインで考えていない

と「向いていない自分」をしっかりと受け入れています。

 

でも、それを受け入れた分、
自分ができるところは徹底的に伸ばし、

あまり強くない部分は、
努力でカバーできる分だけ、しっかりとカバーする
ということをやっているように見えます。

 

そう考えると、
斉藤正章さんと、本田選手は共通点がありますよね。

私自身も、一時期なんでも自分ができないとダメだと思ったときがありましたが、
「向いていない自分」を受け入れると、気持ちが軽くなり、
けっこう色々なことが良い方向に進むことを実感しています。

斉藤正章さんとも、本田選手とも全くレベルは違いますが、
二人のしていることに、非常に共感できます。

「向いていない自分」をしっかりと受け入れる・・・
そして、高い意思を持つ・・・

あなたは、このことをどう思いますか?

なまえ

 

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。