チェックリストが招く致命的な失敗



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

あなたは、チェックリストを持っていますか?

優秀なシステムトレーダーである
あなたであれば、きっと素晴らしいチェックリストを
もっているかもしれません。

売買ルールを改良し、
実運用で利益を上げるために必要な要素は
これだから・・・

だから、この要素は絶対必要で、、、
さらに、この要素も絶対必要で、、、
あとは、これも絶対必要で、、、

と、もしかすると、
そのような絶対外せない要素を集めた
チェックリスト集をもっているかもしれません。

 

ちなみに、

全く関係ない分野ですが、
私はよく聞かれます。

「秋山さんは、どんなチェックリスト使っているの?」

と。

 

ま~、どうでも良い話かもしれませんが、
私の周囲は「チェックリスト・マニア」が多いです。

圧倒的?そこそこ?
どちらかは分かりませんが、
人よりも優れた成果を残す人がいると、

必ずそのようなことを聞く人がいます。

 

そして、なぜか私の周囲には
そのような人が多いのです。

 

たから、すぐに私はこう聞かれます。。。

「秋山さんのチェックリストくれませんか?」
「どんな項目をチェックしているのですか?」

と。

 

そして、私はというと、
そういうことを聞かれると、

「自分で考えてください」
「どこかでお金を払って買ってください」

と言います。

 

いや~、これは非常にドライだと思います。

ただ、実際本当にそうなんですよね。

これは、あくまでも私の考えですが、
チェックリストは、自分で作成するものであって、

「人からもらうものではない」

と思っています。

 

だから、私からもらうのではなく、
現状の自分から新しいものを作り出すか、

もしくは、お金を払って(=投資をして)
新しい知識を入れながら作ったほうが良いと思うのです。

もちろん、ぶっきらぼうに
あんな言葉では言いませんが、
この私の思っていることを説明して、納得してもらいます。

 

ただ、、、
ここではっきり言いましょう。

 

私は

「チェックリストを持っていません」

いや~、私に聞いてきた人には、
「ごめんなさ~い」って、感じですねwwwwwwwww

でも、これ本当の話です。

 

もちろん、絶対にミスできない書類や準備物のような、
○×で判断できるもののチェックリストはあります。

例えば、社内で5年以上使っていますが、
私が作成したチェックリストをもとに、
セミナー当日の持ち物は準備しています。

他にも、何人もの人に書類を送る場合は、
それこそ、抜けがあってはいけないので、
名簿のようなものを用意して、チェックしていきます。

だから、チェックリストは存在しています。

 

ですが・・・
ここからが重要な話です。

 

いま出てきたチェックリストは、
あくまでも

「○×」で判断可能なもの

です。

 

ですよね?

準備したか、していないか?
送ったか、送ってないか?
誰が見ても、○か×か判断ができるものです。

 

しかし・・・

私が聞かれる多くの場合は、
これに分類できるチェックリストではありません。
はっきり言って、○か×では判断できません。

う~ん、経営学の専門用語で言えば、
「不確実性が高い」ものと言えばよいでしょうか。

だから、そんな簡単な尺度では
測れないのですよね。

だから、チェックリストを、
私は持ち合わせていないのです。

 

でも・・・
他の人からは、チェックリストを持っているように見える。

いったい、それはなぜでしょうか???

 

実は、、、

これ、ただの屁理屈に聞こえるかもしれませんが、
私は色々なことを

「徹底的にプロセス管理する」

ということをしています。

 

いわば、売買ルールと同じです。

というより、システムトレードの原理原則である
「再現性」を重視し、それを体現するには、
売買ルールは、利益を上げるプロセスであるように、
徹底的にプロセス管理するのです。

だから、正確に言うと、
私にあるのは、チェックリストではなく

「プロセス」

なのです。

 

おそらく、人から見ればこれは
単なるチェックリストに見るかもしれません。

ただ、難しいのが、
チェックリストでは、やはり○か×かで
判断できるものにしか有効ではないのです。

いわば、点での確認になるので、
それができたかできないかで、
全体の結果には、それほど影響がないということです。

 

でも、プロセスは、違います。
○×で判断できないこともカバーしてくれます。

あくまでも手順に沿っているか、
沿っていないかで判断するので、
状況に合わせて臨機応変に対応できるのです。

 

例えば、ペンキが良い例でしょう。

私も親類に塗装屋さんがいたり、
実施に建設現場で見てると、
本当にすごいな~と思うのですが、

ペンキは、その日の天候、気温、室温、風などに
影響されるので、人間が何か微調整しているらしいです。

私も詳しく分かりませんが、
職人さんでないと分からないレベルのようですが、
同じペンキを使ったからといって、
必ずしも同じ色が出るわけではないようです。

 

ということは、、、
通常の考えでいくと、天候に合わせたチェックリストを作れば、
きっと、誰でも上手くいくようになりますよね。

でも、実際作ろうとしても、
パターンが多すぎて作れません。

だって、天候でも色々種類がありますし、
そこに気温、室温が加わった時点で、
もはや分かりませんよね・・・(汗)

だから、結局こういう世界には
チェックリストは役立たないのです。

それよりも、最後は属人的になってしまいますが、
プロセスだけを守って、あとの細かい部分は、
人間が臨機応変に対応していくほうが良いです。

 

つまり、、、
私が何を言いたいかですが、

チェックリストは、
人間が臨機応変に対応する余力をなくしてしまうということです。

まさに、これはチェックリストが招く致命的な失敗です。

だから、ある程度人間の力が必要なものに
チェックリストを作るというのは、
あまり好ましいとは思えないのです。

 

そして、同時に、

チェックリストは、人間の力が入りにくくなるので、
発想力が狭まります。

まさに、これもチェックリストが致命的な招く失敗です。

だって、○か×かでしか考えないのですからね。

 

でも、プロセスは、
その手順をふんだか、そうでないかが判断基準ですので、
手順は踏んだが、その手順の中では細かい内容を変えた
ということができます。

ということは、選択肢が増えるので、
発想力が大きくなります。

だから、私はチェックリストよりも
プロセスを重視しているのです。

 

ただ、だからといって、
私はチェックリストを否定するつもりは全くありません。

私はよく「量産型」「金太郎あめ」と表現しますが、

「ある程度の成果を短期間で量産したいとき」

は、チェックリストを多用します。

 

もしくは、人材育成などで、
絶対に外せない項目などは、チェックリストを使います。

例えば、「出社したとき、おはようと相手に聞こえるようにいえるか」などです。

でも、それが「コンサルティングができるか」な~んてものはありません。
だって、これは○か×では判断できませんからね。

だから、こちらはプロセス管理するようにしているのです。

 

もっと、大ざっぱに言えば、

考える余地がないもので、思考の幅が関係ないものは「チェックリスト」
考える余地がありすぎて、思考の幅が狭くなると困るものは「プロセス管理」

といったところでしょう。

最近、この話をとあるシステムトレーダーにしたころ、
えらく感心されたので、この場をお借りしてあなたにもお伝えしました。

 

どうでしょ?

あくまでも、私自身の話ですが、
何か参考になればうれしいですね~。

なまえ

 

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。