どちらが「偉大な」トレーダーだと思う?



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

最近と言いますか・・・
この2年間くらい、アウトプットの量に比重が偏り、
インプットを全くと言っていいほどしていませんでした。

そんなこともあり、
2ヶ月前くらいから、一気に本を読み始めているのですが・・・

 

その一冊に、これがありました。

『ビジョナリーカンパニー -時代を超える生存の原則』

 

これは、私が先輩が会社を立ち上げるときに、
その設立準備をしながら読んでいたので、
もう10年前になるでしょうか。

これを一気に読み返しました。

 

ちなみに、これはシリーズものになっていて、順番に

『飛躍の法則』


『自分の意思で偉大になる』


『衰退の5段階』

 

と、企業の誕生から衰退までを描いています。

ただ、描いていると言っても
様々な調査から法則のようなものを見つけているものなので、
大ざっぱに言えば、システムトレードのように
データから結論を見出しています。

 

ただ、こういった本は、必ずと言ってよいほど、
カーブフィッティングのように受け止める人がいて、
賛否両論でてくるものですが、
このシリーズは、否定がそれほど多くないものでしょう。

よく、「データが古い」とか言う人がいるのですが、
そう言ってしまったら、システムトレードの方法を否定するようなものです。

 

あくまでも、ここに書かれたのは、
普遍的な原理原則ですので、私は好きなシリーズです。

 

さて、この本ですが、私は一気にこの4冊を読みました。

と言っても・・・

最初の2冊は、一度読んでいるので、
要点だけをさ~っと読み進めました。

ですので、今日お話ししたいのは、
残りの2冊のなのですが、比重は、コチラの本におきたいと思います。

『自分の意思で偉大になる』

ここにはなかなか面白いことが書かれていました。

それはは「10X型企業」です。

 

「10X型企業」とは、カンタンに言えば、
同業社よりも、10倍以上の成果を上げている企業です。

詳細は、この本を読んでいただくのが良いのですが、
この10X型企業に関して、非常に興味深い内容が書かれていました。

それが「20マイル行進」でした。

これは何かというと、目標を達成し続けることです。

もう少し具体的に言うと、
「外部環境に関係なく、一定の割合で成長し続けていくこと」です。

 

これは私には全く感覚がない話なのですが、
この本によれば、多くの企業は

「外部環境が良いときに、一気に稼ぎ、
外部環境が悪いときは、凹む」

という状況のようです。

もしくは、「外部環境が良いときしか、利益を上げられない」
ということでしょう。

ただ、私の考えでは、
もちろん、多少の変動はあっても良いと思いますが、
アップダウンが激しいのはどうかと思います。

しかし、この本によれば、
多くの企業が、そのアップダウンが激しいやり方を
選択していうようです。

 

でも、確かに・・・

私も宇都宮に戻り、
色々な中小企業の経営者と交流がありますが、
そんな気はします。

私の実家近くに、
食べるラー油を開発した会社があります。

その企業は、一発それで当てたのですが、
本業とは違う分野で当ててしまったので、
次の商品が生めず困っていると聞きました。

だから、その後は全くと言ってよいほど
以前のような飛ぶ鳥落とす勢いの話は耳にしません。

 

反対に、この10X型企業は、どんな外部環境でも、
「一定の成長」を実現し続け、偉大になっているようです。

例えば、毎年10%成長すると決めたら、
外部環境が良いときでも10%、
悪いときでも10%と、変わらず一定で成長するようです。

 

ちなみに、これも宇都宮の企業で例があります。
栃木県内では、中間くらいになるそうなのですが、
とあるスーパーがあります。

そこは、規模の拡大は狙わず、
原価を削減することや、店舗の改修を行い
利益率を高める方法をとっています。

実際に、経営者の話を聞くと、かなり堅実路線です。

私はその社長の酒の飲み方のすごさを知っていたので、
けっこう、イケイケドンドンな経営をしているのかな~と思っていたのです。

そうしたら、経営は全く違っていました。
「超」がつく堅実路線でした。

スーパーというと規模の経済を狙いにいきがちですが、
全く反対のいわば逆張りをしています。

その結果、他のスーパーよりも業績内容が充実しているようです。

 

純粋な意味では、10X型企業とは違うかもしれませんが、
でも、目標の作り方は、同じような感じでした。

毎年新店を出す目標よりも、
どの店舗を改修して、利益率を上げ、結果的に全体の利益を
今の規模で効率よく上げるかを重視しています。

もちろん、そこには外部環境の理由は存在しません。
それは、全て言い訳にしているようです。

確かに規模の拡大も良いようなのですが、
そうすると、売上が拡大しているように見えるだけで、
あの業種は、難しいようですね。

拡大しようとすると、物流センターを増やすなど
管理コストが増え、かえってしんどくなると、その社長は言っていました。

だから、規模を拡大せず、
外部環境を一切理由にすることなく、
利益率の改善を毎年達成しているようです。

 

ちなみに、私の実家の会社は私が経営者ですので、
どうしているかと言うと、、、

とうてい10X型企業にはなれませんし、なるつもりもないですが、

「毎年、1.2%原価を削減する」

ということを目標に掲げています。

 

実は、先ほどのスーパーの社長と偶然同じでした。

正直、建設業で下請けをメインにやっている会社は、
売上を読むことができません。

売上が元請けの営業力に依存してしまっているので、
どうにもならないのです。

言い換えれば、これは外部環境なので、
自分たちでは、そうやってもコントロールできません。

 

でも、原価率は、自分たちでコントロールできます。
だから、この目標を私は掲げています。

これは、私の考えですが、
そもそも、原価率は、工場で大量生産するのでなければ、
売上によって、原価率が変動するのはおかしいと考えています。

だから、私は年度初めに、
一応、目標売上を伝えますが、あまりそこ重視せず、
「原価率1.2%削減」を強調します。

 

そして、その削減のためには、何をすべきか、
ということを、1つだけ伝えます。

その後は、その1つだけを徹底的にやっていきます。
で、さすがに人間1年も徹底してやると、次の年からも体に染みつきます。

そしたら、次の年度で、新しい方法を出すということをやっています。
だから、会社の人たちは、「もったいない」という言葉を使ってくれます。

そんなことをして、今のところ、3年連続で原価率の削減に成功しています。

 

ということで、少々自分の話をし過ぎましたが・・・

私はこの本を読んで、このようなことを思い出し、
10X型企のように一定の成長が重要だとも思ったのですが、

 

何よりもこれが重要だと思いました。

「外部環境に依存しないで利益を上げる」

 

この一言に尽きます。

例えば、これをトレードに置き換えてみてください。

 

私たちシステムトレーダー以外の個人投資家は、
「外部環境に依存した利益の上げ方」をしているでしょう。

株価が上昇傾向にあるときは利益を上げられるが、
下落傾向にあるときは、瀕死に近いほど、利益を上げられなくなる

といったところでしょう。

だから、今年は長期で見れば下落傾向にある中で、
ボックス圏を株価が推移していたので、
思った以上に、株から撤退している人が増えています。

ですが、年末のここにきて
トランプノミクスとも言える相場が来たので、
耐えきった彼らの一部の人は、再び息を吹き返すかもしれません。

でも、もしそれが弾ければ、
また瀕死に追い込まれるでしょう。

というように、
アップダウンが激しいのです。

 

しかし・・・

私たちシステムトレーダーはいかがでしょうか?
決してそのようなことはありませんよね。

下落相場であれば、下落相場に対応した戦略で利益を上げ、
上昇相場であれば、上昇相場に対応した戦略で利益を上げる

というように、どちらでも関係なく利益を
安定して上げ続けることができます。

 

このようにに、私たちシステムトレーダーは、
外部環境に依存することなく、
一定の利益を上げる続けることができるのです。

ただ、これは斉藤正章さんも言っていますが、
私たちシステムトレーダーは、アベノミクス相場のような
強烈な上昇トレンドでは、私たち以外の個人投資家には負けます。
彼らのやり方、つまり裁量での方法には、勝てません。

 

しかし・・・

そのトレンドが終わった後、
彼らは、その一気に上げた利益を守ることができず、
一気にマイナスに下がってしまいます。

 

ですが・・・

私たちシステムトレーダーは、
トレンドが終わっても利益を上げ続けることができます。

つまり、最終的には、
私たちシステムトレーダーのほうが、
着実に利益を積み上げることができるでしょう。

 

だから、私たちシステムトレーダーは、
トレードを企業に例えると「10X型企業」と言えるのではないでしょうか?

 

そんなこともあり、私はシステムトレーダーは

「偉大なトレーダー」だと思っています。

あなたは、どう思いますか?

ちなみに、、、『衰退の5段階』の話をあまりしていませんが、
ここには、衰退の大きな要因として
これまで利益を上げるために作り上げてきた「規律」を守ることができず、
「規律を破ってしまう」と書かれていました。

 

あれっ?
どこかで聞いたことがある話ですね(笑)

そうですね、カンの良いあなたであれば、もうお分かりですね。

そういうことです。

このビジョナリーカンパニーでは、

利益を上げるには「規律が必要」と言い、
利益を上げ続けるには「外部環境に依存しない利益の上げ方が必要」と言い、
利益を失うときは「規律を失う」

と言っています。

ですね、規律とは「売買ルール」や「シグナル」のことですね。

 

そういうことです。
あなたであれば、これ以上言葉は必要ありませんよね。

このビジョナリーカンパニーは、
実は、私たちシステムトレーダーのことを言っていると思いました。

そして、いかに今の状況を守り続けるかは、
斉藤正章さんのように、規律を失うことなく、
愚直に続けることが重要だということでしょう。

やはり、この本、学びが大きかったです。

よい、インプットになりました。

 

追伸:

そうそう、すっごいビックリした話していいですか?
私の高校の同級生が、こんなになっていました。

しかも、今『レンタル救世主』というドラマで
女優の志田未来さんが、フリーラップする場面があるのですが、
あの監修をやっているようです。

ビックらこいた~ですよ(笑)
テレビ見てたら、最後のテロップに同級生の名前が出ているのですからwww

ちなみに、彼ら今はこんな感じですが、
高校時代は、顔が良くて、バスケが上手くて、頭も良かったので、
ちょ~~~~~~~~モテてました(笑)

なまえ

 

 

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。