モジュール否定論



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

今、世間を賑わす話題が多数あります。

築地の豊洲移転問題…
暗殺疑惑…
学校騒動…

などなど、他にも芸能界は話題が絶えませんが(笑)
何にしても、コレほどまで大きな話題が集中しているときも
珍しいのではないでしょうか・・・

まさに、、、盆と正月が一緒にといった気分です。

だからこそ、今取り上げられる話題があります。

私は、この話題をいつ取り上げるか
去年からずっと密かに伺っていました。

そして、今日ついにその話をします。

それは、あの「ごっこ」で社会問題になった、
あの出来事です。

 

その記事がここに書かれています。

http://www.yo-hey.com/archives/55561606.html
(『 陽平ドットコム~試みの水平線』より引用)

 

もしかすると、
この記事を今更掘り返すことに対して、
あなたは、私を不謹慎と思うかもしれません。

もし、そう思うのであれば、
今すぐ、このページを閉じてしまって良いです。

でも、一つだけ、ページを閉じる前にお伝えしたいのが、
決して、この「ごっこ」の賛否を議論しようとしていることではないということです。

 

ここで議論と言いますか・・・
疑問を投げかけたいのは

「モジュールは否定されるべきなのか?」

ということです。

 

まず、私が以前書いたこの記事をお読みください。

https://sys-tatsu.com/investmentnews/?p=4269

これは、もう忘れ去られたであろう…
東京オリンピックのエンブレム問題の話です。

ただ、エンブレム問題の話と言っても
主旨は「モジュールは否定されるべきなのか?」についてでした。

だから、あのデザインどうこうの話ではなく、
あくまでも、デザインの方法の一つモジュールの賛否を
改めて考えてみました。

だって、あのモジュールを否定してしまったら、
日本の基幹産業の一つである自動車産業を否定することになりますし、
私たちシステムトレーダーを否定することにもなります。

でも、今の日本の社会は、そのモジュールを理解することなく、
「パクリだ」という偏った見解で片付けてしまいました。

 

そして、今日はその続きです。

上の記事にもあったように、
あの社会問題になった美大生の「ごっこ」では、
あのような文章が読まれました。

ぜひ、もう一度あの全文を読んでください。

ただし、条件があります。
あの「ごっこ」の部分は、取り除いて、文章だけの真意を考えてください。

そして、あなたはどう思ったか考えてみてください。

 

私はこう考えました。

この「ごっこ」をした人たちは

「モジュールを否定されたことが悔しかったのだな」

と。

 

ただ、これは私の考えです。
あなたは、どう見たか分かりません。

全く違うのであれば、それはそれが正しいと思います。

ですが、私はこの報道で「ごっこ」の部分だけフォーカスされ、
彼らの心の叫びを、しっかりと受け止めていなかったのではないかと思います。

よ~く読むと、分かります。

佐野氏が作ったものは「デザインの中でもモジュールだ」
それを社会が否定するということは、「モジュールを否定した」
だから、自分たちは社会によって道を絶たれた

というようなニュアンスが書かれていると思います。

 

私は、小さな頃から、
今の社会が認めるような「創造・発明」ではなく、
今思えば「モジュール」をして、人から褒められ、
大きくなってからは、評価されるなどをしてきたと思います。

ま~、私が唯一した発明と言えば、大学院のときに
人材育成の研究をしている中で作ったリーダーシップ論だけでしょう。

ただ、私の中では発明ではなく、
単なる「モジュール」です。

既存の概念を現実のものと組み合わせただけで、
自分では、何とも思いませんでした。

単に、既存の理論では空論だったので、
もっと分かりやすく実学を、そこに加えただけなのですから・・・

 

でも、それを紫綬褒章を受賞している名誉教授が

「これはあなたの発明です」

と言ってくれていたのですから、発明なのでしょう。

しかし・・・

きっと、私はこれを論文にまとめて発表しても、
今の社会の風潮だと、

「これはあの理論と、あれの組み合わせに過ぎない」

と言われ、パクリのラベリングをされ、抹殺されるのでしょう。

 

ただ、一方で、これは約10年前の話ですが、
こんなことも言われていました。

「もう、世の中からは0からの発明は出ない。
組み合わせ(モジュール)からの発明しか出ない。」

と。

誰が提唱したのか知りませんが、
私は、会う著名人、会う著名人から、この言葉を言われたと記憶しています。

だから、私はそれで発明と言われたリーダーシップ論を考えたのですが、
結局、今の世の中は発明で溢れてしまったので、
これしか方法がないということなのです。

音楽もそうですし、
インターネットの世界もそうでしょう。

そして、システムトレードの世界も
やや近い部分があります。

 

例えば、私たちシステムトレーダーはいかがでしょうか?

売買ルールを開発する際、
完全オリジナルで作成した売買ルールを持っているシステムトレーダーは、
どれくらいいるでしょうか?

おそらく、この5つの最強の投資戦略などに掲載された売買ルールをベースに

あなた独自の売買ルールに改良しているでしょう。

では、あなた独自の売買ルールに仕上げる際、
どこから、その改良方法を得て、使っているでしょうか?

もちろん、純粋にゼロから考えたものもあるかもしれませんが、
どこからか学んできたものもあるかもしれません。

もし、そのような過程を経て作成した売買ルールがあったら、
それを「パクリ」という一言で片付けられるでしょうか?

 

いや、きっとそれは片付けられないですよね。

必死に作成した売買ルールを一言で否定されたら、
誰でも頭にきますよね?

というように、私たちシステムトレーダーも、
佐野氏が使った手法である「モジュール」を使っています。

もちろん、彼の場合は、もっと違う何かがあったのかもしれません。

ただ、私は単に否定するだけで、
報道は、この「モジュール」を理解せずに一方的な否定だけをしてしまい、
それいに多くの人が乗ってしまい、
社会から抹殺するようになってしまったのではないかと考えています。

 

ちなみに、、、

私が以前書いた、上で紹介した記事は、けっこうインパクトが強かったようで、
懇親会などで皆さんにお会いしたとき、

「こうやって説明してもらえれば納得するよ。」

というお言葉を多数いただきました。

もちろん、私が解説した部分ではなく、
その記事の中に引用した解説記事の部分の話ですが、
確かにこれを聞くと、納得感は違うものです。

 

だから、不思議ですよね~。
今のエンブレムって、江戸切子をイメージしているんですよね。。。

って、あれって江戸切子の展開図そのものではないですか?

でも、それに幾何学模様がなんたら…
こうやって模様を動かすとなんたら…

と説明すると、皆さん納得し素晴らしい!と絶賛します。

でも、きっと、あれは切子職人の方から、

「あっ、あれ俺の図案だ!」

とあったはずですよね。

でもならないのですから、不思議です。

ですから、今の世の中、頭から「モジュール」を否定してしまうと、
けっこう大変になってしまうと思うのです。

だから、あの「ごっこ」をした人たちは、
モジュールを否定されたことが悔しかったのではないかな~と
あの全文を読んだときに、私は感じました。
(もちろん、表現方法は別としてですよ・・・(汗))

 

そう思うと、私たちで言えば、
西村は、モジュールに長けているので、
出すとこに出したら、西村もそうなってしまうのかな~と思ってしまいます。

システムトレードとファンダメンタルズの融合や
斉藤正章さんのスキルと、他の理論の組み合わせなど、
様々なモジュールから、新たなものを生み出すのは、
西村の素晴らしい才能だと私は思っています。

でも、モジュールを否定する人からすると、
これは単なるパクリなのでしょう。

しかし、システムトレーダーのあなたであれば、
このモジュールの意義は十分にわかりますよね?

「モジュール」

なんか、この言葉奥が深すぎますね・・・

なまえ

 

 

 

 

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西村剛 著 斉藤正章 監修

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。