うっ、打ちづらい…。



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From;秋山大介

うっ、打ちづらい…。

今日からキーボードがこれに変わりました。。。

人間工学に基づいた何とやらで、このキーボードを使うと身体に負担なくタイピングができるようです。ただ、いきなり長い文章を書こうとしたころ、大変苦戦しています。これでは「秋山さんのパソコンってスマートフォン並に変換できますよね」と驚かれるくらいの辞書機能をフル活用したものも意味がありません。

はじめてタイピングしているくらいの速度ですが…

と言うより、今までいかに身体に負担を掛けるタイピングをしていたかと思うと、恐ろしいものです。まさに今私のパラダイが変わり、正しいタイピング方法を身体に仕込ませようとしているところです。そんな、パソコン教室にはじめて通ってタイピングしているくらいの速度でお伝えする今日の話は「六波羅蜜」です。

ある意味タイピングがゆっくりな分、一文字一文字に力が入っているので、私の気持ちとパワー」が伝わるかもしれません(笑)内容が内容なだけに真剣なので、そういういみではちょうぢ良いかもしれません。ぜひ、この渾身のタイピングで書いた記事をお受け取りください(笑)

六波羅蜜

さて、この「六波羅蜜」という言葉をあなたはご存じでしょうか?おそらく、このメールマガジンの読者の多くの方は、私にとって人生の先輩が多いので、ご存じかもしれません。ただ、念のため、ここでこの言葉の意味を確認しておきましょう。

六波羅蜜とは、カンタンに言えば、シンプルで柔軟性のある戒めです。細かい話をすると、六波とつくくらいですので、6つのお経があります。具体的にはこのようなものです。

◯布施波羅蜜(究極の「与え方」)
◯持戒波羅蜜(究極の「戒の保ち方」)
◯忍耐波羅蜜(究極の「辛抱の仕方」
◯精進波羅蜜(究極の「努力の仕方」)
◯禅定波羅蜜(究極の「瞑想の仕方」)
◯般若(智慧)波羅蜜(究極の「智慧」)

これらを合わせて六波羅蜜と呼ぶようです。それで今回取り上げたいのは、この中でも「布施波羅蜜(究極の「与え方」)」です。こちらは、本の引用が分かりやすいと思うので、『教養としての仏教入門 身近な17キーワードから学ぶ (幻冬舎新書)』の言葉をお借りしましょう。

お中元でもバレンタインチョコでも、たいてい「与える」というのは嫌味なものである。義理チョコという言葉があるように、与える行為には義理がつきまといがちだ。受け取った方でも義理と感じてしまい、それが負担になる。チャリティーの寄付でも、「俺は◯◯円も寄付した」という偉そうな気持ちがどうしてもつきまとう。

仏教では、こうした余計な負担抜きで単純にシンプルにものを与える(余っているA氏から必要としているB氏に移動させる)ことを理想とする。それがからっぽである。与える主体も空、与えられる事物も空である。

これを「究極の与え方」と言う。

これはたとえばアドバイスを与える、レクチャーするといった場合についても言える。お坊さんは、民衆に偉そうに説教してはいけない。ただ単にニュートラルに即物的にサラリと事柄をのものを教えてあげる。教えるほうも空、教えられうほうも空、教える内容も空だ。

こうしたサラリとした気持ちで、世の中を渡り歩いて人々に仏教の智慧を広めていくのが、大乗仏教の理想である。

中村圭志(2016).教養としての仏教入門 身近な17キーワードから学ぶ 102-103

お金は誰のものですか?

もしかするとこれ読んだカンの良いあなたであれば、もう話のオチが見えたかもしれませんね。そうです。この話のオチは2つあります。1つ目は、この究極の与え方の考えです。これは、私がアメリカ人のコーチからの言われたことと同じです。それはこのような問から始まるものでした。

「お金は誰のものですか?」

そして、ここから話は続きました。

「私はこう考えています。究極的にはお金は一つの場所に集まっていて、必要なときに必要な人が引き出せるようになっていれば良いと思います。

そして、私はこう考えます。お金は単に必要な人の所に移動しているだけであって、お金を使った=減ったと考えるのではなく、必要な人のところに移動したと考えています。」

「究極の与え方」の考え

まさにこれ、「究極の与え方」の考えですよね。私は仏教を改めて勉強することで、なぜ仏教徒の私が全くそれを知らずに、今まで過ごしてきたのだと反省しました。以前、お金の科学という本の話をした際も、同じような話が出てきました。つまり、これは精神的な富を得るには必須の考えなのかもしれません。

みんな偉そうで、早口だ

そして2つ目は、「こうしたサラリとした気持ちで、世の中を渡り歩いて人々に仏教の智慧を広めていくのが、大乗仏教の理想である。」という部分が、まさに斉藤正章さんだなと思ったことです。ここ最近セミナーなどの登壇を控えているので、まだ、斉藤さんの話を聞いたことがない方が多いかもしれません。だから、想像しにくいかもしれいませんが、斉藤さんは、私からするとまさにこのような印象を受けます。

例えば、私たちがいるこのトレードの世界では、講師と言われる人がたくさんいます。ただ、もともと講師やコンサルタントをメインにする世界にいた私としては、「みんな偉そうで、早口だな」という印象でした。だから、これで参加者の皆さんは内容が分かるのかなと疑問でした。

ですが、斉藤さんは違いました。全く偉そうな雰囲気がありません。むしろ、みんなといたら、どこにいるか分からないくらいです。そして、早口でもありません。また、小難しいことは話しません。一つ一つを丁寧にゆっくりと話します。

異端児…

だから、正直、斉藤さんは、トレードの世界の講師の中では異端児でしょう。そのようなこともあり、斉藤さんは悪口を言われることもあります。「カンタンな内容しか話していない」と。でも、それは斉藤さんが、セミナーの主旨や参加者を見て、偉そうに自分のスキル出すことなく、合わせている結果でしょう。だから、一時期追っかけのような人もいましたよね。

そして斉藤さんに関してもう一つ。斉藤さんは、基本的に自分の利益を削ってノウハウを公開しています。だから、あるプログラムでは、正直にそう伝えていました。「もう自分の利益を削っているので、これが限界かもしれません」と。でもそうは言いながらお願いされると、再び自分の利益を削ってノウハウを公開します。

斉藤さんの究極の与え方

つまり、斉藤さんは、いつでも心底受講者のことを考えて、出し惜しみをしないということです。でも、そのとき、偉そうに「自分の利益を削っているのだから」とは言いません。あくまでも、「究極の与え方」をベースにしていることが見受けられます。

だから、きっと斉藤さんのところには、ノウハウを公開したことで、一時的に利益は他に移動しますが、それもサラリと移動させるだけなので、再び違う形で斉藤さんのところに帰って来るのでしょう。

スゴさはノウハウだけでなく…

ちなみに、なぜこのような話をしたかですが、これこそが、まさしく私のパラダイムが変わったから、このような視点で斉藤さんを見ることができたからです。今までは、単純にシステムトレーダーとしてすごい人だと思っていました。ですが、私のパラダイムが変わったことで、人間としての斉藤さんのスゴさに気がついました。

そうしたところ、偶然仏教の勉強をし、その内容やコーチからの言葉を思い返すと、自分もたくさん人間斉藤正章をから学ぶことがあると感じたからです。そして、どうしても斉藤さんというとノウハウに目が行きがちで、なかなか人間性を見ることができないかと思います。でも、斉藤さんはまさに成功哲学のようなものを歩んでいるように見えます。

それをふまえると、なかなか身近にそのような人はいませんので、あなたの参考になるのではないかと思って、この話をしました。

いや~、新しいキーボードに馴染めず、いつもの配信時間をすっかり超えてしまいました。これから担当者に記事を送って配信するので、今日は配信が遅くなりそうですね(汗)申し訳ございません(T T)

ー秋山大介

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。