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From;田村祐一

NYダウ指数が過去最高値を更新しており、
相場全体は、なんとなく良さそうな雰囲気ですが、
日本株市場はそこまででもないですよね。

特に東証マザーズ指数等の
新興市場に限っていえば、上昇すらしていません。

そんな状況だから、私たち個人投資家にとっては、
まだまだ余談を許せる状態からはほど遠いですよね。

でも、こんな相場だからこそ光っている投資法があります。

それは、、、

「株主優待先回り投資法」

です。

「株主優待先回り投資法」とは、その名の通り、
優待権利確定日よりも早く銘柄を買い付けし、
値上がり益もしくは優待を狙う投資法です。

この「株主優待先回り投資法」ですが、
今のような不安定な相場でも、
安定した利益を上げることができています。

株主優待が人気の企業は、相場全体の影響を受けにくく、
権利確定日に買いが入りやすいので、独特の動きをしやすいです。

そのような関係から、下落相場や
不安定な相場にこそ光る投資法として知られています。

「株主優待先回り投資法」を実践するにあたっては、
重要なポイントが3つあります。

重要な3つのポイントは以下の通りです。

——————————————–
(1)いつ
(2)どの銘柄を
(3)過去の検証結果は
——————————————–

上記3つが「株主優待先回り投資法」の重要なポイントです。

この3点をしっかり押さえることで、
利益が期待できる「株主優待先回り投資法」を実践できます。

では、各ポイントについて、それぞれ解説したいと思います。

では、まずはじめに「(1)いつ」です。

「優待銘柄先回り」と言っても、
いつに「先回り」して買い付けすればよいのでしょうか。

先回りする期間が分からなければ、先回り投資法を実践することはできません。

私は、「2カ月から3カ月」前に注目している優待銘柄を買い付けしています。

先回りする期間が「3カ月」よりも長いと、
保有期間が長くなり投資資金の効率が悪くなります。

一方で、「2カ月」よりも短くなると、
すでに優待を目的とした買いが入っており高値掴みするリスクが高くなります。

以上の点を考慮すると、先回りする期間は「2カ月から3カ月」が良いと考えます。

以上が、「(1)いつ」について解説しました。
では、次に「(2)どの銘柄を」です。

「優待銘柄先回り投資法」では、
どの銘柄を買い付けするかがとても重要です。

株主優待を実施している企業は約1000社、
上場企業全体の約3分の1を占めています。

優待内容もさまざまで、
自社製品を進呈する企業もあれば、金券、割引券、
はては自社の事業とは全く関係ない「お米」等を配布する企業もあります。

優待銘柄数が多く、優待内容も違う中で、
どの銘柄を選べば良いか分かりません。

また、その中から一つずつ探していくことも手間であり、効率が悪いと言えます。

そこで、私が銘柄選定に使用しているのは、
証券会社が集計している「〇月人気優待ランキング」です。

証券会社の中には、人気の優待銘柄をランキング形式で紹介しています。

ランキング上位の銘柄は、優待内容が魅力的な内容が多く、
個人投資家に支持されている銘柄です。

人気の優待銘柄は個人投資家の注目度も高く、
権利確定日直前は優待を目的とした買いが入る傾向があります。

内容が魅力的な銘柄と、そうでない銘柄では、
優待を目的とした買いの数量に差が出るのは当然でしょう。

よって、私は「〇月人気優待ランキング」を使用して
注目銘柄の選定を行っています。

なお、ご参考として「〇月優待ランキング」を掲載している
野村証券のURLを以下に記載致しますので、もしよければお役立て下さい。

https://advance.quote.nomura.co.jp/meigara/nomura2/users/yutai/yutai_rank.asp

以上が、「(2)どの銘柄を」について解説しました。
最後に、「(3)過去の検証結果は」です。

これまで、2つのポイントを実践することで、
「どの銘柄に、いつ投資するのか」が決定しました。

そこで、最終確認として、「システムトレードの達人」を使用して、
システムトレードによる過去データの検証を行います。

検証結果の成績が良好な銘柄を投資対象として選定しています。

検証方法は、以下の通りです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
検証対象:1銘柄(ご自身が注目している銘柄)

買い条件
・7月末の寄り付きに成行買い

売り条件
・9月権利確定日前に成行売り
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

上記は、「9月優待銘柄」の検証方法です。

仮に「10月優待銘柄」の検証を行いたい場合には、
買い条件は「8月末」、売り条件は「10月権利確定日前」となります。

このような検証を行うことで、
簡単に注目している優待銘柄の過去の検証を実践できます。

仮に成績が良好であった場合には、
投資対象として検討する価値があると言えます。

一方で、成績が悪い場合には、
投資対象としては適切でないと判断します。

人気優待ランキングで上位の銘柄でも、
中には過去の検証結果が良好でない銘柄があります。

そういった銘柄は、除外したほうが良いでしょう。

以上が「(3)過去の検証結果は」です。

以上3つのポイントを実践することで、
「株主優待先回り投資法」を実践することが出来ます。

いかがでしたでしょうか?

「株主優待先回り投資法」は、イベント投資と呼ばれ、
システムトレードともファンダメンタル投資とも異なる投資手法です。

優待銘柄は、「優待権利確定日」というイベントに向けて株価が変動するために、
相場全体のトレンドとは異なる動きをする傾向があります。

トレンドとは異なる動きをするために、
相場が軟調な時期でも、利益を狙うことが出来るのです。

「たった、これだけ?」と思われた方も多いのではないでしょうか。

シンプルすぎてがっかりされた方もいるかもしれませんが、
私が実践していることは、上記3点だけです。

「たった、これだけ?」ということを淡々と実行することで、
トレードのチャンスを掴むことが出来るのです。

なお、9月は、優待権利が確定する銘柄数がとても多く、
9月は「429銘柄」もあることから、絶好のトレードチャンスです。

イベント投資は、システムトレードとの相性が非常に良いので、
ぜひ、試してみてはいかがでしょう。

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。