今年一番の下落幅を記録。日本株市場どうなる?



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From:田村祐一

日経平均株価が3万7000円まで調整しました。

先週月曜日の時点では3万9500円だったことから、
わずか5営業日で約6.3%下落しています。

今年に入って一番の下落幅を記録しています。

日経平均株価の下落幅は約2500円となっており、
感覚的には非常に大きい下落に感じますが、

日経平均株価が3万9000円と大きくなっていることから、
この2500円の下落というのは錯覚を引き起こします。

冒頭にも記載しましたが、下落率は「6.3%」であり、
過去の調整した相場を見ると、この6.3%という数字は
そこまで大きな下落にはなっていません。

いわゆる、一般的な調整相場とそこまで大きく変わりないです。

ここから、日本株市場がどうなるかについてですが、
今週には再度反発する可能性が高いと考えますが、

これはあくまでも私個人の相場勘であり、
もっと下がる可能性は少なからずあります。

そこで、仮に相場がここからさらに下落し、
暴落相場に突入した場合の日経平均株価の底を想定してみます。

暴落相場にも、規模の大きさがあり、
今回はざっくりと3種類に分けたいと思います。

分類としては、「小」「中」「大」です。

「小」は、1年に1度発生するような比較的起こりやすい暴落。
「中」は、2~3年に1度発生するような大きめの暴落。
「大」は、5~10年に発生するようなめったにない暴落。

と言った感じです。

中は、2018年12月のクリスマス暴落、
大は、リーマンショック、コロナショック等をイメージすると良いかもしれません。

さて、この前提で日経平均株価が
ここから小中大までそれぞれ下がった場合、

小:35500円(約10%下落)
中:31500円(約20%下落)
大:27500円(約30%下落)

まで下落する可能性が高いです。

よって、暴落相場となった場合、
目先は3万5500円まで調整するでしょう。

今週仮に反発せずに日経平均株価が1500円落ちれば、
一旦小暴落の底まで到達し、かなりの確率で反発するでしょう。

ただし、小暴落の底を超えて下落した場合、そのまま中暴落に突入し、
3万1500円までナイフを落ちるように下がっていきます。

そして、ほぼないとは思いますが、この3万1500円を割り込むと、
コロナショック級の暴落に発展し、2万7500円まで下がります。

株式市場において、暴落相場が発生した場合、
どこまで下がるかわからない人が多いでしょうが、

過去の暴落相場を分析すれば、
どの程度株式市場が下落するかは予測がつきます。

この予測があるかないかで、暴落相場への備えが変わります。

予測さえあれば、それに沿って、保有銘柄の損切りや、
逆張りで銘柄を買い付けしたりできますが、

予測がないと、どうしたらよいかわからなくなり、
ただただ不安な時期を過ごすことになります。

だからこそ、事前に暴落相場が発生した場合のシミュレーションを行い、
万が一発生した場合の対処を事前に決めておく必要があるのです。

さて、ここまで暴落が発生した際のケースを考慮してきましたが、
大前提として、株式市場は今週反発する可能性が高いです。

過去のデータを分析する限り、
今週反発する可能性は「80%」です。

80%の割合で今週反発しますが、
20%の割合で今週さらに下落し、「暴落(小)」に発展します。

そして、仮に20%を引いた場合、

20%の80%、つまり16%は暴落(小)で反発し、
残りの4%は暴落(中)に発展します。

そして、4%の80%、つまり3.2%は暴落(中)で反発し、
残りの0.8%は暴落(大)に発展します。

大暴落まで発展する確率は0.8%と低いので、
そこまで意識する必要は無いでしょうが、

暴落(小)は約20%の確率、
暴落(中)は約4%の確率で発生するので、
無視できないと言えそうです。

まだ、暴落は発生していないし、発生する確率は低めですが、
こういったことを事前に想定している人と、していない人とでは
成績に大きな違いが出るでしょう。

ここまでだいぶ暴落をあおっていますが、
あくまでも80%今週反発するので、
私は今の相場に対してかなり楽観視しています(笑

それに、私の楽観視した相場勘が外れても、
システムトレードの逆張り戦略が待機しているので、
20%を引いても大丈夫です(笑

これだけ、反発する可能性が高いと個人的な相場を述べたので、
今週日本株市場さんにはなんとしても反発してほしいものです。

頼むよ!日本株市場さん!!

田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。