これから上昇が期待できる銘柄を抽出する2つの条件とは?



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From:田村祐一

日経平均株価は3万9000円台で売り買いが交錯しており、
方向性が見えない展開が続いています。

米国株式市場が直近短期的な調整局面に入っていることで、
日本株市場も軟調な展開が続いています。

その一方で、米ドル為替の円安進行が進んでおり
外需関連株を中心に下支えが入っている状況です。

日経平均株価は底堅く推移していますが、
東証グロース指数の下がり方が気になるところですね。

グロース指数は、2月に779.71ポイントの高値を付けてから、
先週末には689.40ポイントまで下がり、年初来安値まで調整しています。

昨年来安値が約620ポイントなので、
かなり安値圏に位置している感じです。

日経平均株価が足踏みしている中で、
新興株中心のグロースは売られており、
個人投資家の新興株離れが色濃く反映されていますね。

私個人としては、2024年は新興株が大きく上昇する期待が強かったものの、
今回の調整で目先新興株への注目度は大きく下がりましたね。

よほど日本株市場全体が上がらない限り、
当分グロース株は放置という感じでしょうか。

このような状況の中、来週以降、
3月決算企業の決算発表が本格化します。

今週は、決算発表を前に来期決算が良さそうな
銘柄を中心に銘柄をさがしていくことになります。

グロースが軟調ということもあるので、
注目するのはプライム銘柄でしょう。

プライム銘柄は約1650銘柄上場しており、
3月決算企業は約1140銘柄あります。

1140銘柄を全部を追いかけるのは時間がかかるし、正直面倒臭いです。

そこで、ここから少しふるい落としをかけたいところですね。

ふるい落としとして、

①株価位置(50日)が80%以上
②ROA10%以上

の上記2つを満たす銘柄を追加しています。

株価位置の日数は50日としましたが、
ざっくりとで問題ありません。

あくまでも分析する対象の銘柄を少しでも減らしたいだけなので、
数値についてもある程度適当です。

上記を満たす銘柄数は「約40銘柄」であり、
これなら調べても問題ないかと思います。

なぜ、上記の2つの条件式を追加するかというと、

株価位置は、大型株主導の上昇が続く今の相場で
高値圏にない銘柄は、そもそも良い銘柄とは言えません。

よって、最低限高値圏にある銘柄として、
株価位置80%以上と設定しました。

そして、次にROAですが、これは外国人投資家が
収益性の高い銘柄を好んで投資するからです。

今の相場は、外国人投資家が相場をけん引しており、
外国人投資家が好みやすい銘柄をチョイスすることが重要です。

この2つを抑えておけば、失敗しにくい銘柄を選べそうです。

上記2つの条件で絞り込んでから、
1銘柄1銘柄、業績やチャートを丁寧に調べて、
仕掛ける銘柄を厳選していこうと思います。

新年度が始まり、用事も多くなかなかゆったりと
分析する時間も取りにくいですが、
やはりしっかりと調べないと良い銘柄は見つけられません。

上手く時短テクニックを活用しながらも、
良い銘柄を探していきたいですね。

田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。