今熱い、業績拡大中のゲーム銘柄は?【田村祐一】



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決算発表が本格化していますね。

ちょっと気になるところで言うと、
「任天堂(7974)」と「スクエニHD(9684)」ですね。

正直ビックリするレベルの儲けを出していて、
久しぶりにゲーム関連銘柄が熱いですね。

私は、ゲームが大好きなので、
ゲーム関連銘柄が注目されるのは嬉しいです。

任天堂(7974)の第1四半期決算では、

売上高3581億600万円(前年同期比+108.1%)
営業利益1447億3700万円(同+427.7%)
四半期純利益1064億8200万円(同+541.3%)

と驚異的な数字となっていますね。

売上が前年同期比で倍増とか、
この規模の会社で起こりうることなのかとビックリですね。

人気タイトルの「あつまれどうぶつの森」が
コロナによる巣篭もり需要で爆発的に売れたことが要因ですね。

また、スクエニHD(9684)も

売上高870億5400万円(前年同期比+63.2%)
営業利益245億4900万円(同+241.4%)
四半期純利益143億7200万円(同+248.6%)

とこちらも増収増益を達成しています。

過去の大ヒット作「FF7」のリメイクを発売したことで、
4~6月の自粛期間中に販売を伸ばしました。

いや~、ゲーム関連銘柄が売上が上がるのは本当に嬉しい!

売上が伸びれば、企業もゲーム開発にお金が掛けれるので、
その分だけ、将来に面白いゲームが出る可能性が高くなりますからね。

実は、ゲーム関連銘柄って、昔とは異なり、
大きく2種類に分けることが出来ます。

それは、「据え置き型ゲーム」と「スマホゲーム」です。

ここ数年は、スマホの普及が進んだことで、
スマホゲームが幅を利かせていました。

「ガンホー(3765)」の「パズドラ」、
「ミクシィ(2121)」の「モンスト」、
「コロプラ(3668)」の「白猫プロジェクト」

なんかが人気ゲームとして取り扱われました。

これらは、ハードが必要なく、スマホから無料でできることから、
ここ数年は、スマホゲームが世界を席巻していました。

その一方で、昔ながらのゲームは、
据え置き機(PS4、switch)を購入する必要があり、
かつ、ココのゲームをやる場合にもお金が必要です。

スーパーファミコンや初代PS世代の私からすれば、
据え置き機の購入やソフトの購入に抵抗はありませんが、

私よりも若い世代(平成生まれ世代)にとっては、
ゲームにお金を払ってやるという文化が形成されにくかったですね。

そんな割をくっていた据え置き型ゲームですが、
コロナショックによって、息を吹き返しています。

ここ数年、スマホゲームで新作のヒット作は出ておらず、
先ほど挙げた大手3社以外のゲームは軒並み沈んでいます。

そして、大手3社ですら、「パズドラ」「モンスト」に代わる、
新たな人気作を出せず、じわじわと衰退が続いています。

そもそも、スマホのスペックで作れるゲームはたかが知れているし、
どのスマホゲームも似たり寄ったりです。

基本無料だけど、ガチャを引いて、良いキャラや良い武器を得て、
無双するだけの単純ゲーです。

同じようなスマホゲームに飽きていたところに、
コロナによる巣篭もりで家にいる機会が多くなり、
据え置き機のクオリティの高さが再評価されています。

旅行にもいけないし、外に遊びに出ることも難しいので、
家で楽しめるものとして、ゲームが再度注目されています。

国内のあちこちで感染者数が増加しており、
第2波への懸念がでていることで、

8月以降も自主的な自粛が続く可能性は高く、
据え置き機のゲーム関連銘柄は業績が拡大するでしょう。

2020年は、ゲーム関連銘柄(スマホゲームは除く)が
熱いかもしれません。

さて、ゲームマニアの私が今一番気になっているのは、
「ソニー(6758)」ですね。

「ソニー(6758)」は、今年の年末に「PS5」の販売を控えています。

「PS5」の値段は、今のところ未定ですが、
5万~8万円とも予想されており、正直手が出にくい金額です。

それでも、私は買うのですが(笑

この値段の高さから、発売当初はなかなか販売に苦戦すると思っていましたが、
今回のコロナ騒動で、この値段でも需要は高そうだと思っています。

だって、家にずっといて、暇ですからね。

「PS5」の販売に伴い、
「バイオハザード」や「デモンズソウル」の新作が発売されます。
(ゲームをしているヒトからすると、待ち遠しいタイトル)

夏以降に価格が正式に決定し、
事前予約等が受付開始されると思うので、

「PS5」関連銘柄は、夏以降暑そうですね。

この記事は、「ソニー(6758)」を推奨するものではありませんが、
ゲーム関連銘柄は、夏以降も投資家の注目を集めそうです。

第2波が迫っている中で、再自粛も意識されているからこそ、
家の中で快適に過ごすための製品を作っている企業は強いです。

第1四半期決算の決算を見て確信しました。
ゲーム関連強い!

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。