GW明けの本決算発表、どう臨む?【田村祐一】



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ゴールデンウィークに入る前の4月28日と30日に
3月決算企業の一部で本決算が発表がされました。

本格的な決算発表は5月10日の週ですが、
4月28日と30日の決算発表は、
その行方を占ううえで重要な決算発表です。

その内容を見てみると、
おもったよりも業績が悪化している銘柄が少なかったですね。

というよりは、会社が想定した業績よりも
良い内容で着地している企業が非常に多かったです。

中には、コロナ発生前の業績を上回っている企業もあり、
非常に良い決算となっています。

ゴールデンウィーク明けに決算発表を控えている企業も、
おそらく会社想定を上回る決算が発表される可能性が高そうです。

ただし、本決算発表で重要なのは、
着地の数字ではなく、来期の業績見通しです。

すでに分かっている数字には投資家は興味はなく、
来期の業績がどうなるのかが最も関心が高い内容です。

来期の業績見通しについては、
多くの会社が保守的な内容を出している印象です。

緊急事態宣言が何度も出されている中で、
いまだに元の生活に戻る気配がありません。

そんな中で、業績の見通しは出しにくく、
見通しを保守的に見積もってしまうのは仕方がないですよね。

投資家からすると、今期の着地が良かったからこそ、
来期のさらなる業績拡大を期待しますが、

企業の保守的な決算見通しを受けて、
失望売りが出やすくなっている感じです。

実際、ソニー(6758)は本決算発表で
今期の着地は大幅な増益となりましたが、
来期の見通しを減益としたことで、
株価は決算発表後に急落しています。

ソニー(6758)ほどではないにしろ、
来期の見通しが想定を下回ったことで、
株価が調整している銘柄が散見されます。

投資家の期待感の高さと、上場企業の来期への見通しに
大きなギャップがある状態が2021年の本決算と言えそうです。

よって、ゴールデンウィーク明けの本決算発表については、
私は基本「様子見」で臨もうと思っています。

ただし、決算発表が一巡した後は、
積極的に良い銘柄に仕掛けに行こうと思っています。

どういうことかというと、
上場企業の来期への見通しは、多分かなり保守的です。

日本企業らしい、石橋を叩いて渡るくらいの慎重さです。

達成して当然レベルの見通ししか出さないので、
次の第1四半期決算では、上方修正される可能性が高いと思っています。

保守的すぎるがゆえに、すぐに上方修正が出る可能性が高く、
第1四半期決算に向けて、あまりにも保守的な銘柄を探せば、
おのずと上方修正が期待できる銘柄が見つけられます。

よって、決算が一巡した後に、
超保守的な見通しを出した銘柄に仕掛けに行きます。

超保守的な決算を出した銘柄は
おそらく株価が下がっていますので、
そこを取りに行く感じです。

ちなみに、超保守的な決算を出しやすい銘柄の見つけ方ですが、
過去の上方修正の回数が多い銘柄を探してみてください。

過去、上方修正の回数が多い銘柄=保守的な決算を出しやすい銘柄です。

この銘柄をあらかじめ探しておいて、
ゴールデンウィーク明けの本決算を見れば、
超保守的な見通しを出す企業が簡単に見つけられます

ぜひ試してみてください。

 

ー田村祐一

 

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。