投資仲間で議論が白熱する「アレ」の行方は・・・?【田村祐一】



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最近、投資家仲間とリモート飲み会を開催したのですが、
久しぶりに情報交換が出来て有意義な時間を過ごせました。

コロナ禍で飲み会はめっきり開催が減ったのですが、
やはり、投資家仲間から得られる知見は素晴らしいですね。

自分が全く見ていなかった銘柄の話や、
新しい投資手法が聞けました。

その中で、少し議論?が白熱するテーマがあったのですが、
みんな「アレ」について最近は気になっているみたいです。

その「アレ」とは、

【ビットコイン】

です。

7月21日時点で、ビットコイン価格は320万円台となっています。

4月に700万円を超えていたことを考えると、
わずか三ヶ月で半値以下まで下落しています。

正直、苦い笑いしか出てこないですね。

投資家仲間も2021年初旬にエントリーした方が多くいて、
直近の下落で少し損をしてしまったみたいです。

リモート飲み会でビットコインの話になったのですが、
議題が、「ここから価格は反転するか?」になりました。

飲み会自体は7人で開催したのですが、
見事に意見が割れました。

反転する派「3人」、反転しない派「3人」でした。

残りの1人は私なのですが、私自身は「中立」だったので
あまり議論に参加はせずに、話を聞いていました。

反転する派の理由をかいつまんで要約すると、

・仮想通過は今後の世の中の主流通貨になる可能性が高め
・ビットコインの総量が決まっている中で、欲しい人は増えている
・企業の仮想通過での決済導入が進む(テスラは頓挫したが)

といった意見が出ている幹事でした。

一方で、反転せずに下落する派の意見を要約すると、

・テスラの提灯によって、投資対象としてのイメージが悪化した
 (1企業の1経営者の発言で左右されるような脆弱な投資対象)
・トレンドは明らかに下向き
・400万円overで含み損を抱えた投資家が塩漬けしてて、上値が重い

といった話をしていました。

この議論を聞いていて、反転する派と反転しない派ともに、
意見は至極全うな話だと思いました。

私が、中立(どちらでもない)とした理由は、
それぞれの意見に共感しているからです。

どちらの意見が当たるのかは分かりませんが、
私は、この議論を聞いていて
一つ重要な「前提」を忘れていると思いました。

というか、この「前提」を無しに話をすると、
その議論自体が無意味なものになると思いました。

その「前提」とは、【投資期間】です。

先ほどの各派の意見を見てみると、

「反転する派」の意見は、
投資期間が比較的長めの印象を受けます。

将来的に仮想通貨の需要や利便性が上がり、
価格が上昇する可能性が高いと考えているようです。

投資期間は、少なくとも1年以上先を見据えており、
短期の価格については、あまり考慮していなそうです。

一方で、「反転しない派」の意見は、
投資期間が比較的短期の話をしているように思います。

イーロンマスク氏による悪材料から
はしごが一気に外されたことで、ビットコインにケチがつき、

チャートが汚い(上がりにくい)形になったといった感じです。

この話は、少なくとも2、3年先の話ではなく、
3ヶ月、6ヶ月程度の価格変動に対していっている感じですね。

投資家仲間と飲み会をするときの「あるある」なのですが、
銘柄の良し悪しについて話すときに、
【投資期間】がバラバラの状態でアレコレ話すことがあります。

投資期間が異なれば、当然対象の銘柄に対する
評価もガラッと変わることはよくあります。

よって、【投資期間】については、
話をする最初の段階で統一しておくべきだと思います。

飲み会だったこともあり、酔いが回っているので、
その辺が大分あいまいだったこともあって、
少し話がややこしくなってしまいました。

例えば、有名講師や著名トレーダーが
ある銘柄を注目していると発言したとしましょう。

しかし、その発言に「投資期間」が抜けていた場合には、
必ず「投資期間」を確認する必要があるでしょう。

1ヶ月先の株価についてなのか、
3ヶ月先なのか、1年先なのか、
それよりもっと先の将来についてなのか

これがわからなければ、その発言は無価値です。

ということで、私の投資家仲間達の発言を
ザッくりと安易にまとめてみると、

短期(1年以内)ではトレンドが下向きなので買えない。
しかし、長期(1年以上)では反転する可能性あり。

と言った感じでした。

私は中立の立場をとりましたが、
中立にした理由の最大の理由が、

短期はキツイ、長期はアリだと思っていたからです。

仮に、直近の価格の下落が少し落ち着いて、
株価が底入れしたら、そのタイミングで
長期の保有を目的に仕込みを入れたいですね。

自分の感覚と、他の投資家仲間が仮想通貨に対して
思い描いている方向性がわりと合っていて嬉しかったです。

みなさんが思い描いている仮想通貨の方向性はどうでしょうか?

ぜひ、皆さんの思い描く
ビットコインの短期の方向性と
長期の方向性を聞いてみてみたいです。

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。