当てるトレード、待つトレード【Korosuke】



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korosukeです。

最近SNSで日経平均について意見するコミュニティーに入って見ています。

誰でも参加できるということもあり、2000人近くいますが、リアルタイムでかなりの書き込みがされていて盛り上がっています。

日経平均はここが暴落の底で買い場だと、いう人もいれば、20000円割れに向かうから売りだという人もいたり、ここから上がるのか、下がるのか、について持論を展開しています。

意見がまとまらず、上がるのか、下がるのか、結局わからずどっちなんだ?という感じで荒れることもあったりして、あまり真剣に見ていると疲れるので、時間の空いたときにエンタメとして見ています。

ただ、多くの人は、株価が上がるのか、下がるのかの答えを知りたいということがよくわかります。

そのSNSでよく出てくるワードは、「予想」、「的中」、「当たる」、「外れる」といったものです。

これだけ見ているとまるで競馬新聞を読んでいるかのようですね。

しかし、このように上がると考えている人と、下がると考えている人が意見がぶつかり合い答えが出ないからこそ相場が成り立っているのだと思います。

もし、答えが一つに出てしまって皆が同じ方向に向いてしまったら、買い手と売り手の需給が成立しないで値が付かなくなってしまうでしょう。

また、適正株価はいくらだと算出できてしまい、株価がそこに落ち着いてしまったら値動きがなくずっと横ばいになってしまいます。

つまり、株価はいくらになる、というのに対して、いやもっと上がる、もっと下がる、という人たちがいて意見が割れてぶつかり合うことで株価が上下に動きボラティリティーが生まれます。

この値動きこそがトレーダーにとって利益になる重要な要素なので、株価がいくらになるかを知ることではなく、そのように多くの当てに行くトレーダーの意見が割れることが重要です。

Youtubeなどでも日経平均がいくらになると予想する方がアクセスが増えるので、見ている人も予想して的中させるのがトレーダーの姿だと思っている人が多いのかもしれません。

システムトレーダーの皆さんには言うまでもないことかもしれませんが、本当のトレードはこういう動きをしたらこうするという行動を事前に決めておいて、その通りに実行するだけです。

当てるトレードの方が、当たった時は大きく利益になるので惹かれてしまうかもしれませんが、それはたまたま当たったというだけで、ギャンブルと同じでいつか外れるときがやってきます。

システムトレーダーとしては、当てるトレードより、待つトレードという感覚で検証したルールでシグナルが出るのをじっと待ちましょう

 

ーKorosuke

 

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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