日経平均10万円



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前回ホリエモンを名乗る人からのメッセージが届き株の投資を進められたという話をしました。

どうも、最近その手口が流行っているようで、Youtubeでホリエモン自身も最近自分が投資やっているという広告が広まっているということを言っていました。

もちろん、株式投資はやったことはないということなので、誰かが勝手に名前を使って投資の勧誘をしているということで、やはり詐欺業者が悪用しているようです。

ただ、そんな中でもホリエモンが動画の中で、少し株式投資に興味も出てきているようで、日本の株式市場はポテンシャルが高いので、将来的には日経10万円に行く力はあるということを言っていました。

といっても10万円になるとしてもこのまま年内になるとかではなく、いつになるかはわからないが、行ってもおかしくないポテンシャルを持っているということです。

ファンダメンタルのことはあまりわからないのと、少なくとも日経平均が10万円になるとしたら早くても5年くらいは先の話になるのではないかと思います。

株を始めたばかりの人が著名な人からこのような話を聞くと、日経平均10万円になるから急いで買わないと、と思ってしまうかもしれません。

あるいは、とりあえず買って、あとは長期でずっと持っておけばいい、と思うかもしれません。

私は、ファンダメンタルのことはあまり見ないのと、長期投資はあまりやりたくないので、これを聞いてもあまり参考にはならず、聞き流してしまいますが、まず、ファンダメンタルで将来株価が3倍近くになる力を持っている、というのが確かだったとして、その通りに動くかというところまではわかりません。

株は人気投票のようなところがあるので、もしそのようなポテンシャルを持っていたとしても、それに気づいて買う人が出なければ上がることはありません。

そのような買う人がいつ出てくるかは、株価の動きから上昇の初動に気づくことができて初めて分かります。

ファンダメンタルの場合、長期的に持つからチャートやタイミングについてはあまり気にせず、じっと持っているというスタンスだと思います。

本当に10年近く持ち続けられれば確かにこれまではそれが一番良かったかもしれません。

しかし、その10年の間に戦争が起きたり、コロナウイルスの世界的な感染が出たりと、ファンダメンタルに関係なく市場全体がクラッシュしてしまうような事が何度も起きています。

ファンダメンタルではたしかにそうだったとしても、地合いが悪い時はその影響が強すぎてファンダメンタル関係なくたたき売られます。

リーマンショック、コロナショックなどがそのいい例になりますが、そのような暴落時も平然として持ち続けられれば10年後に大きく上昇して利益を得られるでしょうが、長期投資でじっとこのような暴落時に下がっているのを見ているだけというのは精神的にはきつくて私には合わないと思っています。

もちろん、長期投資なので株価は見ないで寝てるだけ、と割り切っていれば結果的にそれがいい選択なのかもしれませんが、コロナショックのような下げ方をみて、持ち続けられるかというとドローダウンが30%、50%となっていくうちに精神的にもたずにギブアップしてしまうのではないかと思います。

これは数字だけを見てドローダウン〇%と言うと大したことないように見えてしまいますが、具体的に投資していて、リアルに変動する資金や損益をみてしまうと表向きの数字以上に損益を実感することでしょう。

地合いがいい時ならば持っていれば上がるのでそんなことは考える必要はないのでしょうが、やはり、私には長期的にポジションを持つことは当たれば大きいですが、そこまで保つメンタルがないので難しいかなと思ってしまいます。

細かい動きに合わせてデイトレのような短期売買を行うか、何も考えず信念をもって長期的に持ち続けるか、それぞれ良いところ、悪いところがありますので、ご自身のトレードスタイル、メンタル、との相性を見極めておきましょう。

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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