暴落相場はどこで反発する?【田村祐一】



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先週私のメールマガジンでは、
今後の相場観的な話をしましたが、

ようやく株式市場が少し反発して、
一息付けた感じでしょうか。

急速に反発してくれたおかげか、
個人的には非常に良い急落相場だったと言えます。

先週のメールマガジン(10月3日朝配信)では、

【1年に一度クラスの暴落規模ならば、
日経平均株価は目先2万5500円前後で反発します。】

とお伝えしました。

そうすると、10月3日に日経平均株価が25621円96銭まで急落した後は、
急速に買戻しが入り、2万7000円台まで回復しました。

見事に、メールマガジンで書いたとおりになって、
いろんな人からお褒めの言葉をいただきました。

ありがとうございます(笑

上記の話は、自慢をひけらかしているようですが、
決して自分の相場観を自慢したいわけではないです。

むしろ、ここに私の相場観は一切入っていないんです。

どういうことかと言うと、
先週予想した日経平均株価の今後の推移は、

過去の暴落相場を分析して得られた結果から、
単純に当てはめただけだからです。

私の予測というよりは、過去の暴落相場における
下落幅の平均値を出しただけです。

だから、私は正直なにもすごくないんです(苦笑

過去の暴落相場を分析すると、
大体暴落相場は3パターンに分けることができます。

①年に1度程度発生する小規模の暴落
②2~3年に一度程度発生する中規模の暴落
③5~10年に一度発生するの大規模な暴落

直近の相場の下落は、①に当てはまるか、
①にあてはまるギリギリ直前の下げ幅って感じです。

②は、直近の相場だと2018年のクリスマス暴落が当てはまりますね。

③はいわずもがな、コロナショック、リーマンショック級の暴落です。

私は過去の暴落を分析して、おおよそ
「小」「中」「大」の3パターンに分けています。

そして、過去のすべての暴落を3つのどれかに分類して、
それぞれの暴落の下落幅の平均値を出すと、

暴落相場が発生した場合の、
下落幅の予想を簡単に行うことができます。

詳細を話すと、1時間くらい必要になるので今回は割愛しますが、
おおよその目安については、特別にご紹介しようと思います。

年1度の暴落相場では、日経平均株価は下落の初動からピークまで、
平均【約10%】下落しています。

2~3年に一度程度発生する中規模の暴落では、
【約15%~18%】下落しています。

5~10年に一度発生するの大規模な暴落では、
【約25%~30%】下落しています。

よって、この下落幅がしっかり分かっていれば、
おおよそ日経平均株価の予測をすることができるのです。

ですので、先週のメールマガジンでは、

日経平均予測として

「小」暴落ならば、2万5500円前後
「中」暴落ならば、2万4000円、
「大」暴落ならば、2万1000円

まで下落しますと予測しています。

今回は、2万5500円前後で反発したので、
分類上は「小」暴落に当てはまりますね。

多くの投資家さんは、株式市場が下落したときに、
どこまで下げるのか予想をするのは難しいでしょう。

そして、仮に予想を下としても、
その予想があたるのか当たらないのか不安で仕方がないでしょう。

しかし、過去の暴落をしっかり分析していれば、
暴落の平均値から、正確性がそこそこ高い予測が出せます。

暴落相場って、投資家が唯一退場するリスクがある
非常に難しい相場です。

正直株式市場が上昇している相場って、
退場者はほぼ出ないし、誰でも儲けることができる相場です。

好調相場は分析するだけ無駄です。

むしろ、暴落相場ほどリスクが高いからこそ、時間をかけて分析して、
退場しないように細心の注意を払う必要があります。

株式市場は、生き残りさえすれば、
利益を稼ぐチャンスはすぐに回ってきます。

生き残るために、暴落相場の分析は必須と言えます。

分析を進めると、暴落相場でも利益を上げるテクニックが身につきます。

それが、逆張り戦略という戦略です。

システムトレードの十八番と言える戦略ですが、
今回の反発によって、逆張りで利益が上げられました。

やっぱり逆張り戦略最強ですね!

ー田村祐一

 

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。